ちょっと手強い子どもの「お着替えあるある」をユーモアたっぷりに描いた『はけたよ ずぼんぼん』<ブランニュープラチナ>

文芸・カルチャー

公開日:2023/12/17

イヤイヤ期のおきがえを助けてくれる救世主!? リズムにノって歌いながら、たのしくいっしょにおきがえしよう

はけたよ ずぼんぼん

作・絵:minchi

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みどころ

朝です、おはよう。さぁ、まずはお着替え!

きょうの ようふく なんにする?
きのこの もようの ずぼんかな
のこのこきのこ きのこずぼん

いいねいいね、お気に入りのきのこ模様のズボン!
「じぶんでお着替えしてみたい!」子どもから言い出したタイミングに。
「今はお着替え、したくなーい!」大人の頭を悩ますイヤイヤ期に。
歌のような、おまじないのようなこのフレーズを口ずさめば、一日に何度もおとずれるお着替えタイムは、たちまちワクワクする楽しいひとときに早変わりです。

まずは、片足を入れてみよう、っと……んん?
なんだか おかしい、きのこずぼん⁉︎

そうそう、あるある、やっちゃうよね、難しいよね。
だってズボンは、足を入れるところが2つもあるんだもん。
そんなときは、もう一度やり直してみよう。きのこたちの助けを借りながら!

お着替えのつまづきポイントも、しっかり押さえられています。
絵本に目を凝らしながら、一足、一足、ゆっくりじっくり。
ね!ちゃーんと、はけたでしょう!

ベストセラー絵本『いっさいはん』の作者・michiさん。今回もちょっと手強い子どもの「お着替えあるある」をユーモアたっぷり、かわいく楽しく描いていて、ともするとイライラ堅くなりがちな親子のお着替えの時間を弾ませてくれます。

それにしても、なんともキュートで頼もしい、きのこずぼん!
この絵本を読む子どもたちの「ずぼんぼん」は、どんなズボンなのでしょう!そんな想像をするのも楽しくなっちゃう絵本です。

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レビューのご紹介

かわいくて思わず手助けしたくなっちゃう!

「いっさいはん」でファンになったminchiさんの絵本! 今回は「すぼん」のお話♪ 幼児特有の履き間違え、思わず手助けしたくなります(笑)。きのこさんにお手伝いをお願いするポーズがたまらなくかわいいです(笑) 。姪っ子も「がんあ(ば)れ…」と真剣に読んでました。 ずぼん、自分で履けるとうれしいですよね♪

(ゆななさん)

お着替え

主人公の女の子が自分でズボンを履こうとするおはなしです。 ひとりで頑張って履こうとしますが、無理な時は「手伝って」と言えるところが良いなと思いました。 なんともシュールなきのこ達がお手伝いをしてくれますが、丁寧に履き方を教えてくれます。 最後のお尻がちょっぴり出ているところも子どもらしいと思いました。 自分で着脱したくなる子どもたちに読み聞かせてあげたいオススメの一冊です

(さくら嵐♪さん)

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