声優・井上喜久子、田中敦子、定岡小百合インタビュー。ジェラピケの話で盛り上がる、マダム3人のルームシェア物語
公開日:2023/12/22
SNSでその人気に火がついたseko koseko著のコミックエッセイ『マダムたちのルームシェア』(seko koseko/KADOKAWA)が豪華声優陣でボイスコミック化!
本日YouTube「コミックエッセイ劇場チャンネル」にて第1回が公開された。
ひとつ屋根の下で暮らす3人のマダム、沙苗さん、栞さん、晴子さん。趣味も気質も三者三様だけれど、彼女たちはいくつになっても仲良し。寝付けない夜の花札や”かわいい”がテーマのパジャマパーティー、雨の日の喫茶店ごっこなど、本作には何気ない日常を楽しむ工夫や考え方がたくさん描かれている。
今回は収録直後の井上喜久子さん(晴子役)、田中敦子さん(沙苗役)、定岡小百合さん(栞役)の3人にお話を伺った。
Q1. ボイスコミック収録に参加しての感想をお願いします
井上:とにかく楽しかったです!この3人での収録ができたのが嬉しくて幸せな時間でした。このままずっと喋っていたいなって(笑)。
田中:今日の収録をすごく楽しみにしてて、実際スタジオに来てみんなに会った時に楽しみという気持ちが喜びに変わりました。会話をしながらの収録で幸せな時間を過ごせました。
定岡:2人が全部言っちゃった(笑)。私もこの3人で収録できたのがほんとに楽しかったです。休憩時間もみんなでずっと喋っていてね。
田中:よくぞこの3人をキャスティングしてくれたなと(笑)。
Q2. 原作を読んで、ストーリーや登場キャラクターの感想をお願いいたします
井上:お仕事いただいて初めて原作を読ませていただいたのですが、「わかるわかる」という場面があり、すごく共感ができました。妙齢の女性たちがルームシェアをするって視点も新しいし、おもしろいなって思います。
私が演じた晴子さんはふんわりとした雰囲気のキャラクターで、私に似ているなって部分がありつつも、私の方が圧が強いので(笑)キャラクター性を壊さないように注意して演じました。
田中:私もお仕事が決まってから原作を読ませていただいたのですが、全ての女性の希望とか夢とかが詰まっていると感じました。「将来こういうふうに生活できたらどんなにたのしいだろうか」という気持ちにさせてくれて、若い女性にも支持されている作品ということに納得しました。
今回は沙苗さんを演じていて、自分に似ているところもあるのですが、彼女のようにきっちり、しっかり、クールな女性ではなくて(笑)。
井上:あっちゃんの内面は晴子さん説ってのがあります(笑)。
定岡:そう!
田中:私は天然なほうなので……。クールなキャラクターを演じることが多いのですが、そこでは自分には無いものを演じられる楽しさがあります。
定岡:私はこの作品を前から何となく知ってはいたのですが、きちんと読んだのは今回初めてでした。年齢を重ねることは怖くない、逆にそれが素敵なことと思えてきて、しみじみ良い作品だなーと。
栞は元気でポジティブ。持ち前の明るさで押し付けがましくなくみんなを巻き込んでいくところが素敵だと感じたので、そこを意識して演技しました。私との共通点は元気、食いしん坊なところかな(笑)。大好きなキャラクターです。
Q3. 本作の聞きどころや、印象に残ったシーンはありますか?
井上:聞きどころがいっぱいあるんですよ(笑)。このシーン好き!このシーンも!みたいな感じで。
たくさんある中であえて言うと、美術館にいくために洋服を選ぶお話があるのですが……。
定岡:あたしもそのお話好き!
井上:絵画作品を意識して洋服をコーディネートをするっていうのが、年齢を重ねたからこそできるおしゃれの楽しみ方だなって。とっても素敵なお話でした。
田中:私的には、晴子と沙苗がヘアケアのためにナイトキャップをかぶるシーンで「なんだか本物のおばあちゃんみたいね」「私たち本物のおばあちゃんよ?」ってやりとりが可笑しくてツボでした(笑)。指輪を磨くお話も深くて良いなって。
定岡:私はマニキュアを塗るお話が印象に残りました。栞が晴子さんにマニキュアを勧めるんだけど、晴子は自分の手の荒れやシミを見て遠慮しちゃう。そんな晴子の様子を見た栞が「やりたかったら やりゃあいいのよ」ってマニキュアを塗ってくれるシーンがすごく良くって。実際私の母が高齢になった時にマニキュアを塗ってあげたらすごく元気になったんですよ!
井上:自分の手ってよく目に入ってくるから、マニキュアで元気になるのすごくわかります!
定岡:同じシーンで「良いニュースと悪いニュースがあるわ…」ってセリフもユーモアがあって良いんですよ。
田中:海外ドラマみたいにね。
井上:あっちゃんよく言ってそう(笑)。
Q4. 最後に本記事をご覧の方にメッセージをお願いいたします。
井上:年齢を重ねるとつらいなって思うこともあると思うのですが、『マダムたちのルームシェア』を読んだり、聴いたりしたらきっと元気になると思います!ぜひ楽しんでくださいね!
田中:『マダムたちのルームシェア』はとっても素敵な作品なので若い方や、男性の方にも楽しんでもらいたいです。女性を理解するのにもすごく参考になると思うので、男性の方はそういう目線でも読んで聴いてみてください(笑)。
定岡:さっき出た美術館のお話もそうだし、その年齢だからこそ出せるアイデアが詰まっていて「人間ってすごく楽しめるんだ」と思える作品です。
キャラクターと同世代の人たちは勇気をもらえて、若い人たちは年齢を重ねるって素敵なことだって希望をもてる。そんな『マダムたちのルームシェア』をみなさんどうぞ楽しんでください!
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<応募方法>
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・応募期間は2023年12月22日(金)18時 ~ 2024年1月5日(金)17時59分
※鍵付きアカウントでの応募は不可。
※当選者にのみダ・ヴィンチWebアカウントよりDMで連絡いたします。