【マッチングアプリ失敗談】酔っぱらって順番を間違えた結果の悲劇…(22歳・男性)

恋愛・結婚

公開日:2024/2/14

 男性の恋活・婚活を女性目線でサポートするサービス「NOVIO(ノービオ)」は、あなたの恋を応援する「恋活・婚活特集」を連載中。ダ・ヴィンチWebに、その中から厳選した「恋活・婚活のお役立ち記事」を出張掲載しています。

 この記事では、恋活・婚活サポートサービス「NOVIO」が、読者のリアルな恋愛に関するエピソードをご紹介します。

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投稿者プロフィール

W(22歳・男性・大学4年生)
地方の大学に通う4年生。就職活動をしているが特にやりたいことがないので、なんとなく気になる業界の面接を受けているがなかなかうまくいっていない。無類のお酒好きで、週5日は飲んでいる。酒癖が悪く、大体飲んだ日のことは覚えていない。

マッチングアプリ失敗談

 私は地方の大学に通う4年生のお酒が大好きな男子学生です。これといった趣味はありませんが、とにかくお酒が大好き。週5日は飲んでいるので、毎月金欠で困っているほどです。

 そのおかげで、現在行っている就職活動も特にアピールすることがなく、かなり苦戦中。学生でこれを見ている人がいたら、私のようにならないよう気を付けてください(笑)。

 伝わっているかもしれませんが、私はいわゆる陽キャで、お酒を一緒に楽しく飲む友人もたくさんいます。女性の交友関係も割と広いので、女性と遊びたいときには特に困りませんでしたが、飲み友達がマッチングアプリでいろんな女性との出会いを楽しんでいる話を聞き、興味本位で登録をしてみました。

 マッチングアプリを使う目的が特に定まっていなかったので、検索して見つかったかわいい女の子や、楽しくお酒が飲めそうな子になんとなく「いいね」を送る、なかば作業のような使い方をしていました。

 そのアプリでは真面目な出会いを探す女性が多かったのか、私のような陽キャはチャラいという印象を与えてしまい、ほとんどマッチしませんでした。

 思っていたよりもつまらないなと感じていたある日、いつものようにアプリ上で女性を検索していると、1人の美女を発見。25歳の年上の女性で、アパレル業界で働いているとのこと。

 そのため、プロフィール写真がめちゃくちゃおしゃれで、しかもサブ写真に載っていたのは私の行きつけのお店。これは仲良くなるしかない! と感じ、他の女性よりも気持ちを込めて「いいね」を送りました。

 しかし、2、3日経ってもマッチングの通知は来ず、その女性の存在すら忘れかけていた頃、やっとマッチングが成立したという通知がありました。「あ、こんな女性もいたな」という印象でしたが、マッチしたからには一応メッセージを送信。

 すると定型文のような、中身がなく面白味のない内容の返信がありました。これを見た瞬間にやり取りをする気がなくなりましたが、その時点で他にやり取りが続きそうな女性がいなかったため、「何とかこの女性を落としてやる! 」と気合いを入れ、その女性とのやり取りを始めました。

 しかしながら、普段社会人の女性とやり取りする機会がほとんどない私は、どのようにメッセージを盛り上げていいか悪戦苦闘。そんな私を見かねてか、相手はあまりノリが良い感じではありませんでしたが、一応話題を振ってくれたり、時には通話に付き合ってくれたりと、大人の対応をしてくれました。

 そんなやり取りが1週間ほど続き、「距離を縮めるためには、実際に会うしかない! 」と考え、思い切って飲みに行くことを提案。ドキドキしながら返信を待っていると、ノリノリでOKの返事があり、「案外かわいらしいところもあるんだな」と感じたことを覚えています。

 日程を調整し、次の週末に2人の行きつけのお店に飲みに行くことに。それからデートの日まで珍しく就活を頑張れたのは、今思うとそのデートが楽しみだったからでしょうね。

 デート当日、お店で待ち合わせしていましたが、私は前の日も友人と飲みに出かけていたため、18時の約束だったにも関わらずまさかの寝坊。急いで準備をして30分遅れでお店に着くと、そこにはすでにお酒を飲んでほんのり顔を赤くした美女が待っていました。

 「遅いわ小僧! 」と会うなりチョップを食らい、驚いた表情を浮かべる私とその表情を見て優しく微笑む相手、そしてにやにやしながら見て見ぬふりをするマスター。なかなか面白い構図だったと思います。

 いきなりのチョップでペースを握られてしまいましたが、持ち前のコミュ力を発揮し、なんとか会話のペースを握ります。就活中ということもあり、社会人の先輩からかなり有益なアドバイスをもらい、2時間ほど経過した辺りでお互いの恋愛に関する話に。

 自分をよく見せようとしても仕方がないと思っていたので、彼女は2年以上いないこと、代わりに飲み友達とよくお泊りしていることなども赤裸々に語りました。正直引かれるか心配でしたが、「それぐらいの年齢だもんね、遊んで当然(笑) 」という感じですんなり受け入れてくれたので、同級生の女性たちよりも懐が深いと感じました。

 相手はけっこう恋愛体質のようで、彼氏と別れて3ヶ月以内には次の彼氏ができる、ということを話してくれました。アプリで出会った日から逆算して、「来月には彼氏ができるのか」と内心焦りを覚えたことから、そのときから相手に好意を抱いていたのだと思います。

 恋愛話が落ち着いたタイミングで店を変えることになり、私の行きつけのバーへと2人で向かいました。初対面の魅力的な女性と顔なじみのお店で飲んだという変な緊張感と安心感でいつも以上に酔っ払い、2軒目のお店の1杯目を飲み終わるころには、かなり酔っていた記憶があります。

 それは相手も同様で、楽しんでもらえたのかずっとハイテンションで、終電がなくなる頃には、2人とも泥酔状態。ここから記憶がないのでお店で我々の近くで飲んでいた知人から聞いた話ですが、終電を逃した我々は朝までどう過ごすかの会議を始めたようです。

 相手はそのままいろんなお店をまわって朝まで飲み明かすことを提案したようですが、私は珍しく駄々をこねていたようで「どこかでゆっくり休みたい ! 」と強く主張していたとのこと。その後10分以上押し問答が続き、ついに女性の方が折れて「じゃあとりあえず、休めるところを探しに行こう」と提案し、夜の街へ。

 朝起きてびっくりしたのですが、結果的に私の意見が採用されたようで、記憶が戻ったころにはホテルで仲良く寝ていました。自分にとってはよくあることでしたが、今回はほぼ恋愛感情といってよい好意を持つ相手だったので、「やってしまった」という気持ちが強かったです。

 しかし、ホテルを出てからの帰り道で「また、よろしくね」と相手が声をかけてくれたので私は安心し、むしろ関係を持ったことが好転し彼女の気持ちを掴んだのではないかと錯覚してしまいました。

 しかし、問題はその後です。関係を持った後も2週間に1度ぐらいのペースで相手から連絡をもらい会うようになりましたが、1回目のようなデートはなく、そのままホテルに行ってお泊りするだけ。すでに相手への気持ちが「恋愛感情の好意」であることを確信していた私は、「これは良くない関係なのではないか」と、今までの私では考えもしなかったような葛藤に悩まされました。

 そんな都合の良い関係が2ヶ月ほど続き、耐えられなくなった私は、いつものようにホテルで一緒に寝ていたある日、相手に自分の気持ちを打ち明けました。「この関係が辛い。俺は、〇〇ちゃんのことが好き。都合の良い関係ではなく、恋人として一緒にいたい」と伝えると、彼女は一瞬驚いた表情を浮かべました。

 その後しばらくの沈黙が続き、彼女は「じゃあ、なんで最初に会ったとき、ホテルに誘ったの? 」と呟きました。彼女いわく、最初のデートでホテルに誘われ、私がそのような関係を望んでいると感じ、完全に気持ちをそちら側にシフトしたようです。

 関係を持ってしまってからは私を恋愛対象として見られなくなってしまい、今では別の男性に恋をしているとのこと。私は自分の過ちに絶望し、その日は全く寝られませんでした。

 結局彼女と会うのはそれが最後になってしまい、今では全く連絡をとっていません。関係を持ったために都合の良い関係になってしまい、それが恋愛の邪魔になることを身をもって体感しました。順番を間違えるとろくなことがないので、みなさんも注意してくださいね。

 

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 今回のアンケート調査を行ったのは、KADOKAWAが運営する恋活・婚活をサポートするサービス「NOVIO(ノービオ)」。NOVIOでは、このような恋愛に役に立つ記事が読めるほか、マッチングアプリ用の写真撮影、プロフィール添削、恋愛相談など、NOVIO公認の恋愛コーチによる1対1のサービスを受けることができます。

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