清掃の仕事の合間に絵を描いていたら、窓越しに妙な青年がこちらをじっと覗いていて…?/いつか死ぬなら絵を売ってから①
公開日:2024/1/16
『いつか死ぬなら絵を売ってから』(ぱらり/秋田書店)第1回【全4回】
ネカフェ暮らしの清掃員、霧生一希は、貧しいながらも美味しい話に流されず、堅実に毎日を生きていた。そんな彼の唯一の趣味は、絵を描くこと。ポケットに入れた小さなスケッチブックを取り出しては、仕事の合間にコツコツと絵を描き溜めていた。ある日、いつものように休憩中に絵を描いていると、窓越しに妙な青年が一希のことを覗いていた。その青年から突然絵を買わせてほしいと頼まれた一希は…!? 窓越しの遭逢が、人生を描き変える―!!