1月13日に東京都心で初雪を観測しました。

平年より10日遅いそうですが、大寒を迎えるだけあって寒い日が続いていますね。

皆様どうぞ暖かくしてお過ごしください。

さて、今日ご紹介するのは『はじめてふったゆき』竹内智恵子 文 ／ 田島征彦 絵。

いつのころか、磐梯山には「てながあしなが」という大きな猿が住み着いて、村人にいたずらをするようになった。それを見かねた坊さまがてながあしながに説教したところ、本当は村人と一緒に遊びたかっただけだと言う。坊さまはてながあしながを小猿に変身させ、村の六地蔵の隣に新たな地蔵として住まわすことにしてあげた。
月日は流れ、村は悪代官が仕切るようになり…。

会津地方に雪が降らなかった頃のお話。方言のぬくもりも心にしみる絵本です。

本記事は「絵本ナビ」からの転載です