電子雑誌「異世界転生LaLa」で連載中の大人気マンガ『どうあがいても悪役令嬢！～改心したいのですが、ヤンデレ従者から逃げられません～』が、待望の紙コミックス化。2024年3月5日（火）に単行本1巻が発売される。

　同作は、いわゆる異世界転生の人気ジャンルである“悪役令嬢モノ”。平凡で普通の幸せを願いながらも、若くして病気で亡くなってしまった主人公が、次に目を覚ますと乙女ゲームの世界に転生していた。しかも断罪END不可避の悪役令嬢の姿となって……。

　彼女が転生されたのは、魔法学園が舞台の乙女ゲーム『アリスinスペクラム学園』の世界。同ゲームは平民でありながら高い魔力を持つヒロインが、貴族ばかりの学園に編入してくるところから始まり、攻略対象たちとの仲を深めながら学園トップを目指していく。その過程で敵対する闇の勢力の中心人物こそ、主人公が転生した悪役令嬢ジャンナティーネだった。

　生粋の悪役であるジャンナは、どのルートを辿っても消滅させられる運命にある。死ぬのではなく、塵一つ残さず消されてしまうそうだ。

　今生こそ無事に長生きしたい主人公は、前世の記憶を呼び起こしながら消滅しないルートを探る日々。とにかく良い子に振る舞い、学園のみんなとの関係改善に努めようとするものの、唯一の味方であるはずの美形従者・アーシュがそれをことごとく阻んでしまう。というのも彼にはなぜか“ヤンデレ”設定が盛り込まれており、主人公が周りと仲良くしようとすることを許さなかった。

　果たしてジャンナは危険な嫉妬をかいくぐり、みんなが認める「良い子」になれるのか。そして、嫌われ断罪ENDを無事に回避することができるのだろうか――。

　今流行りの悪役令嬢モノを題材としつつ、ヤンデレ従者のせいで簡単に良い子にはなれないという斬新な設定を盛り込んだ同作。加えてアーシュがときおり見せるかわいらしい一面が読者のハートを鷲掴みにしているようで、SNS上には「ダークヒーローなのにジャンナの言葉で真っ赤になっちゃうところが好き」「普段は強気な感じなのに、ジャンナに強くこられると動揺しちゃうところがツボすぎる」などの興奮の声が広がっていた。

　ちなみに今回の紙コミックス化に際し、全国およそ1000書店で描き下ろし特典がもらえる発売記念フェアが開催される。

　3月5日（火）からは今回ご紹介した『どうあがいても悪役令嬢！～改心したいのですが、ヤンデレ従者から逃げられません～』と『育成ゲームに転生したのに、なぜか騎士達に溺愛されてます』、そして4月5日（金）より『転生ラスボス魔女は毒ポーションで薬屋を始める。』と『没落令嬢なのに第2皇子に求婚されています』の4P合同リーフレットが用意され、対象商品を1点購入するごとに1枚プレゼントされるそうだ。なお特典は、なくなり次第終了となるので注意しよう。

　ジャンナの命運と発売記念特典、どちらもお見逃しなく！