「黒歴史放出祭」で伊集院光×芥川賞作家・市川沙央が選考委員に!消し去りたい“黒歴史”をテーマにしたエッセイを公募

文芸・カルチャー

公開日:2024/3/8

 ラジオやテレビで活躍するタレントの伊集院光と『ハンチバック』(文藝春秋)で芥川賞を受賞した作家の市川沙央が、3月1日から募集を開始したエッセイコンテスト「黒歴史放出祭」で、選考委員を務める。

黒歴史放出祭

伊集院光&市川沙央がユーザーの消し去りたい「黒歴史」を選考

 同コンテストは、Web小説サイト「カクヨム」にて開催。ユーザーから黒歴史のエピソードを募集し、伊集院光&市川沙央の選考を経て受賞者を決定する。受賞者にはAmazonギフトカードのほか、晒した黒歴史を浄化するという意味を込めた「おいせさん カラダ浄化ギフトセット」、「おいせさん お浄め神塩(4種入り/ギフトセット)」などが贈られる。4月1日(月)まで黒歴史の応募を受け付けているので、気になる人は「カクヨム」公式サイトをチェックしよう。

 開催にあたり、伊集院は「世間一般の人から言えば墓場まで持っていくようなものから比較的軽いものまで、黒歴史に分類される話を人前で披露しては笑いとお金に変える仕事を一足お先にしています」と述べ、「とにかく表現をする仕事においては黒歴史ほど素敵な財産はないのだと言うことを、皆様の作品でぜひ証明していただきたいのです」と呼びかける。

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 そして、市川も「ワナビを20年やっていると大丈夫じゃない黒歴史も結構あるんです」と明かし、「あなたがお持ちの黒歴史、大丈夫な方ですか、大丈夫じゃない方ですか。せっかくだからギリギリを攻めてみてください。どんな過去でも私が受け止めてみせるから」とコメントを寄せている。

伊集院光コメント

伊集院光

「ラジオの深夜放送のDJを主な生業としてここまでなんとか生きてきました、タレントの伊集院光と言います。世間一般の人から言えば墓場まで持っていくようなものから比較的軽いものまで、黒歴史に分類される話を人前で披露しては笑いとお金に変える仕事を一足お先にしています。具体的に言えば、高校を中退してただフラフラとしていた頃の話から、家族の中で一番心を許していた祖父と血縁関係になかったことを祖父が亡くなってから20年近くして知ったこと、あとは、、、とにかく表現をする仕事においては黒歴史ほど素敵な財産はないのだと言うことを、皆様の作品でぜひ証明していただきたいのです。そうでないと、私の腹の底で蠢(うごめ)いている、未発表の黒歴史たちがお宝ではなく生ゴミということになってしまうからです。お互い頑張りましょう」

市川沙央コメント

市川沙央
撮影:深野未季(文藝春秋)

「思い返せば8年前、「カクヨム」プレオープンと同時にアカウントを取得し第1回カクヨムWeb小説コンテストに挑むも、いちはやく埋もれて惨敗。以来カクコンには毎年欠かさずチャレンジしてきましたが、自慢じゃないけど一度も中間選考を通ったことがありません。これは話しても大丈夫な方の黒歴史。ワナビを20年やっていると大丈夫じゃない黒歴史も結構あるんです。あなたがお持ちの黒歴史、大丈夫な方ですか、大丈夫じゃない方ですか。せっかくだからギリギリを攻めてみてください。どんな過去でも私が受け止めてみせるから」

「カクヨム誕生祭2024 ~8th Anniversary~」特設ページ
https://kakuyomu.jp/special/entry/8th_anniversary

8周年を記念して、カクヨムでは現在会員登録で図書カード500円分をプレゼントするキャンペーンを実施中※3月31日(日)まで
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