肖像も一緒に年をとっていく? エリザベス女王が描かれたイギリスのお札/億万長者も知らない!? お金のびっくり事典④
公開日:2024/3/16
『億万長者も知らない!? お金のびっくり事典』(植村峻、中島真志、 二橋瑛夫:監修、 中村浩訳:文、うのき:絵/ポプラ社)第1回【全5回】
2024年7月の新札切り替えを前に、「お金」に注目が集まっています。また、物価の高騰や投資が話題になったり、さまざまな形式のキャッシュレス決済が次々に登場するなど、「お金」にまつわる話題は尽きません。『億万長者も知らない!? お金のびっくり事典』は、そんな「お金」について楽しく考えられるきっかけとなる雑学事典です。楽しいイラストと、昔のお金や世界のお金の写真をふんだんに掲載。みんなで楽しく「お金」雑学を学びましょう!
ヨーロッパのユーロ圏で発行されているお札の表にはヨーロッパの各時代を代表する建物が、裏には橋が描かれている。でも、観光客のなかには、訪れた国の固有のデザインのお札でないことが、不満な人もいたんだ。
そこで、ユーロ圏各国の著名な建物などを描いた「0ユーロ札」が発行されるようになったんだって。
額面が「0」だから、通貨としては使えず、買い物などには使えない。だけど、ヨーロッパ中央銀行認可のお札なので、すかしやホログラムなどのお札の高度な印刷技術がちゃんと使われていてデザインもすぐれているんだ。おみやげやコレクションとして、とても人気があるそうだよ。
ちなみに、額面は0ユーロだけど、2ユーロくらいで売ってるんだって!