世界最初の紙幣、紙幣の起源といわれるものが作られた国は? /億万長者も知らない!? お金のびっくり事典⑤

暮らし

公開日:2024/3/17

億万長者も知らない!? お金のびっくり事典

 スウェーデンは、世界で最もキャッシュレス化が進んでおり、「現金を持たない国」ともいわれている。大きな商業施設やチェーン店だけでなく、屋台や個人商店でもキャッシュレス決済が一般的だ。

 2012年からスマートフォン決済が爆発的に普及し、とくに若者からキャッシュレスが定着したんだって。現金をまったく持ち歩かない人も多いよ。

 2021年の調査では、現金の流通量のGDP(国内総生産)に対する比率で、スウェーデンはわずか1.1パーセント。日本は23.1パーセントで現金使用率が先進国ではとても高い。

 スウェーデンでは「現金お断り」という店も多く、なんと銀行の支店の多くも現金を取りあつかっていないんだって。

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「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」という法律で、支払いに使える硬貨の数は、1種類につき20枚までと決められている。あまりに大量の硬貨で支払いをされると、お店の人が硬貨を数えたり、運ぶのが重かったりして大変だからなんだ。

 ちなみにお札は法律で、何枚出されても断ってはいけないとされている。

 貯金箱の硬貨を銀行や郵便局で入金するとき、手数料がかかることもある。手数料がかかるのは硬貨51枚以上だったり、101枚以上だったりと、金融機関による。ATMでも同じだ。

 スーパーやコンビニエンスストアなどのセルフレジは、一度に硬貨が50枚くらい使えるものが多い。でも、制限枚数をこえると、レジの機械が動かなくなることもあるから気をつけよう。

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 神社やお寺で、さい銭箱のそばにQRコードを貼って、参拝する人にスマートフォンで読みとってもらい、好きな金額を神社やお寺に支払う仕組みになっているところがある。

 こんな仕組みができた理由には、外国人の参拝者が増えたことや、コロナ禍で現金にふれることをなるべくへらすようにしたことがあげられる。また、おさい銭としてさい銭箱に入れられるお金が小額の硬貨であることがほとんどのため、たくさんの硬貨を両替したり入金するのに手数料がかかるようになったことへの対策でもある。

 おさい銭ばかりでなく、お守りやお札を受け取るときにも、QRコードや電子マネーを使ったスマートフォン決済ができたり、クレジットカードが使えるところが増えているんだ。

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