「きれいすぎるくらいだな」若頭は、竹の色を見て“ある戦争”を思い出す／天顕祭②

公開日：2024/5/16

『天顕祭』（白井弓子/サンクチュアリ出版）第2回【全4回】

　舞台はヤマタノオロチ伝説が息づく未来。50年に一度の秘祭「天顕祭」の日が近づくなか、咲（さき）は身を隠してオロチの魔手から必死に逃れようとしていた。何も知らない鳶の若頭・真中は、ひょんなきっかけで咲を雇い入れるが、祭の日が近づくにつれ、咲の様子がおかしくなり…。運命から逃れる女と運命に立ち向かう男の淡く激しい恋が、天顕祭の宿命を変える！圧倒的な独創力と心揺さぶる画筆で描かれる冒険ロマンファンタジー『天顕祭』をお届けします！

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