100均のしゃもじで小顔が作れる? 体全体のコリをほぐして頑張らずに小顔を作る方法とは
PR 公開日:2024/4/15
いつの間にか、顔に肉がついてきた。シュッとさせたい。でも、ダイエットをしても顔は痩せにくいし、そこに行き着くまでモチベーションを保てる自信がない。『小顔は自分でつくれます』(お顔のマジシャンさおり/イマジカインフォス)は、そんな悩みを抱える人のための、小顔セルフケアの指南書。
著者である「お顔のマジシャンさおり」さんは、お顔のマジシャンとして活躍する、整形級の変化を実感できる「マジカルフェイシャル」の考案者。SNSの総フォロワー数は28万人を超えており、ほうれい線ケアの動画は総再生数1600万回以上。俳優やタレントへの施術実績も多数ある、いわば小顔のプロだ。
小顔のセルフケアと聞くと、何となく専門知識がないとできない難しいもののような印象がある。実際、さおりさんも自己流のケアで顔をゆがませてしまったこともあるそうで、これではダメだと600万円かけて学び直したという。この時間とお金をかけて学んだ知識と技術のエッセンスを抽出し、分かりやすく誰でも続けられる手法へ落とし込んだのが本書の内容だ。
さおりさんいわく、「セルフケアは苦行じゃないから、やれることをやればいい」「回数なんて気にしない!」くらいの気持ちで、とにかく継続することが大切なんだとか。
■筋肉は全身繋がっている。まずは体のコリをほぐそう!
小顔になるためのセルフケアというと、「顔の筋肉や骨格をいじるんでしょ?」と思ってしまいがち。筆者もそう思っていた。しかし筋肉は全身繋がっているため、どこか一部が凝り固まっていると、そこから巡りが悪くなってしまう。そのため、まずは背中からコリをほぐし、巡りを促す必要があるらしい。
肩甲骨をしっかりと動かすことで、姿勢も巡りも良くなって自然と顔のむくみが取れてくる。数日も続けると、明らかに体の可動域が変わり、スッキリとする感覚があった。座りっぱなしでパソコンへ向かう時間が多いと、意外と肩甲骨を動かすタイミングがない。そういう人こそ、積極的にコリをほぐし体の巡りを良くすることで、体の変化を実感できるはず!
■必要な道具は「しゃもじ」だけ!
体のコリがほぐれたら、次は頭! ここではなんと、100円ショップで売られているプラスチックしゃもじが大活躍する。ほぐしたあとは帽子がぶかぶかになる人もいるらしく、期待が高まる……! ちなみにほぐす主な場所は、「頭頂部(帽状腱膜)」「側頭筋」「後頭筋」の3か所。最初はしゃもじを頭につけるのにやや抵抗があったが、慣れてくると程よい刺激がクセになる。
これまで頭をマッサージする機会といえば、髪を洗うタイミングを除くと、肩が凝った際に何となく頭全体を揉むくらいだった。これはこれで悪くはないのだが、ちゃんとほぐしたい部位を狙って的確に力を加えることで、よりスッキリとした感覚が味わえるのだと実感した。しかもとても簡単で、頑張らなくても続けられそうなのもありがたい。
本書では、このほかにも「顔が大きくなる原因」「リンパの通り道を広げる鎖骨&耳のマッサージ」「毎日一つでもいいからやること一覧表」「ほうれい線、眉間のシワなどのエイジングケア」など、小顔へ繋がる豆知識やセルフケアが多数紹介されている。続けるコツややってはいけないこと、実際にセルフケアを続けている人たちの実例など、モチベーションアップに繋がる情報も満載!
忙しくても、ほんの少しずつでも続けていけば、老け顔から脱却し、自分の顔を見るのが楽しみになる日も遠くはないのかもしれない。ちなみにさおりさんは10年前より体重が7キロ増えているらしいが、不思議なことにむしろ痩せて見える。小顔の効果すごい……! 自分の顔が好きになれない、顔がパンパンで太って見えるのが嫌、という人は、まずは一つから、本書のセルフケアを始めてみては?
文=月乃雫