人気歌い手・そらるの初小説『小説 嘘つき魔女と灰色の虹』待望のコミカライズ!“イロ”が失われた世界で繰り広げられる物語
公開日:2024/4/19
あなたに与えられた輝きは何色かしら――。2024年4月19日(金)、人気歌い手・そらるが手掛けた『小説 嘘つき魔女と灰色の虹』のコミカライズ1巻がリリースされる。
そらるといえば、2008年から主に「ニコニコ」の“歌ってみた”カテゴリーで活動する歌い手。作品の世界観を引き出す深みのある歌声が持ち味で、プラットフォーム全体の総再生回数は4億回を超えている。また、同じく人気歌い手・まふまふとのユニット「After the Rain」としても活躍しており、アリーナクラスのライブを幾度となく成功させてきた。
そして2015年、そらるは自身が作詞作曲を手掛けた初のVOCALOID楽曲となる『嘘つき魔女と灰色の虹』を発表。物語性あふれる世界観で多くのファンを魅了し、2020年に同楽曲を自らノベライズした連載を雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)でスタート、2022年には書籍化されている。
今回コミカライズを担当したのは、人外と少年の異種族バディ・ファンタジーを描いた『五本腕の魔法使い』の作者・境井ラク。キャラクター原案は、『第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記』や2021年にテレビアニメ化もされた『蜘蛛ですが、なにか?』などで知られるイラストレーター・輝竜司だ。
物語の舞台は“イロ”が失われた世界。ただ灰色の情景が広がる世界で、魔法使いだけは色彩が見えるという。
そんなある日、鮮やかな世界に憧れを抱く少年・ルーマは“イロ”の真相を確かめるために、魔女が住むといわれている森へと向かう。そこで出会ったのは、この世界で色彩を見ることができるとされる魔法使いの少女・イリア。煤けた視界を生きる少年が孤独な魔女と出会う時、世界は鮮やかさを取り戻していく――。
幻想的な世界観や物語の作り込みが好評を博していた同作。小説が発売された当時から漫画化を望む声が寄せられていたため、今回のコミカライズを待ち望んでいたファンは多かったはず。実際にネット上では、「たくさん救ってもらった曲だし今現在も救われてるから本当にうれしい」「大好きな『嘘つき魔女と灰色の虹』の世界にどっぷり浸れる……」などと歓喜の声が続出していた。
周りの人と“違う”ことは悪なのか。物語の随所で、そう問いかけられているような気持ちにさせられる同作。そらるが紡ぐ勇気と感動の物語を、ぜひコミカライズ版でも味わってみてほしい。
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