両想いで婚約したはずなのに…なぜ殺されてしまったのか!? 死亡ルートの謎に迫る、宿敵陛下との溺愛ラブファンタジー!

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PR 公開日:2024/4/22

ループ5回目。今度こそ死にたくないので婚約破棄を持ちかけたはずが、前世で私を殺した陛下が溺愛してくるのですが"
ループ5回目。今度こそ死にたくないので婚約破棄を持ちかけたはずが、前世で私を殺した陛下が溺愛してくるのですが』(相良なほ:作画、三沢ケイ:原作/スターツ出版)

 もしも自分が過去に戻って人生をやり直すなら、どんな道を歩むだろう? 戻りたい分岐点や、変えたい過去は何だろう? 近年タイムリープものが人気を博していることもあり、多くの人が一度くらいは考えたことがあるのではなかろうか。でも、自分が分岐点だと思っていた部分を変えたとしても、運命はそう簡単には覆らない――のかもしれない。

ループ5回目。今度こそ死にたくないので婚約破棄を持ちかけたはずが、前世で私を殺した陛下が溺愛してくるのですが』(相良なほ:作画、三沢ケイ:原作/スターツ出版)は、婚約破棄×虐げ×タイムリープ×溺愛と、今大注目の人気要素が盛りだくさんのラブファンタジー。電子書店「ピッコマ」でランキング1位を獲得するなど、「健気なヒロインが推せる!」「展開が気になりすぎる!」と数ある異世界恋愛の中で絶大な支持を得ている。

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 本作品の舞台となっているのは、神に愛された神秘と魔法の国・エリス国。魔法の力は神に愛された証とされ、その強さは寵愛の深さを示すと考えられている。

ループ5回目。

 第一王女・シャルロットの母も、元々はただの村娘だったが、強大な魔力を持っていたことで国王に気に入られ側妃として迎えられた。しかしそうした事情から正妃に疎まれており、シャルロットと弟のジョセフは、母親の死をきっかけに離宮へと追いやられてしまう。

 だが19歳のある日、転機が訪れる。パーティーで意気投合したダナース国の国王・エディロン=デュカスから声がかかり、シャルロットは彼と結婚することになる。

ループ5回目。

 エディロンはシャルロットに愛の言葉をささやき、執務の合間を縫っては彼女のもとを訪ね、とても良くしてくれていた。しかし「初夜」を迎えるはずの日、いつまでたっても部屋を訪れないエディロンのことが気になって彼のもとへ向かったシャルロットは、なんと彼本人に「エリス国のドブネズミが」と罵倒され、殺されてしまったのだ。

ループ5回目。

 ここからシャルロットは、誰と結婚してどんな人生を歩んでも死んで弟とともにタイムリープしてしまう、人生やり直しループにはまってしまう。もう5回死んで、6度目の人生。これ以上死にたくない。そう思ったシャルロットは、結婚を諦めて修道女になる決心をする。なのに今度は妹の代わりに、無理矢理エディロンのもとへ嫁がされて。「婚約をなかったことにしたい」と熱望しても、無理難題を押し付けられて逃れられない――!?

ループ5回目。

 6度目の人生におけるシャルロットの最優先事項は、死亡ルートへ突入する「結婚」を回避すること。そのため、愛していたはずのエディロンに臆することなく、媚びることもなく、あくまで生き残るための行動をとっていく。でも、そうしたシャルロットの態度、地に足のついた言動が、逆にエディロンの興味を引いていく。

ループ5回目。

 シャルロットが自然に振る舞う中で意図せず高まっていく好感度に、読んでいるこちらのニヤニヤが止まらなくなる。自分をしっかり持って強く生きる女性は、やはり魅力的だ。

 また、最初の人生で、なぜシャルロットが殺されたのかも非常に気になるところ。エディロンは、どういう気持ちで何を考えていたのだろう? 実は最初から殺すつもりだったのだろうか? 6度目の人生では、無事死亡を回避できるのか? まだまだ気になることが多すぎるが、これからも数々のトラブルを乗り越え、ますますエディロンの溺愛が強まっていくはず! 種明かしも含めて、今後の展開に注目していきたい。

文=月乃雫