キュートなネコ科の大型動が大集合!異色の人気写真集『ほぼねこ』が、好評につき発売4カ月で3度目の重版

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公開日:2024/5/1

全国各地の動物園でネコ科の大型動物を撮影し、SNSで発表しているRIKU氏の写真集『ほぼねこ』(辰巳出版)が、発売から4カ月で早くも3度目の重版となった。コラムニストの辛酸なめ子さんからも、「全愛猫家が泣いて浄化される写真集」と賛辞が寄せられている。

ほぼねこ
ほぼねこ』(RIKU著/辰巳出版)

近づくことは許されない“デカモフ猛獣”たちの魅力

本書は、Amazon和書「ペット一般」「猫」部門で1位を獲得(2024年4月13日調べ)。紹介されている動物は、いずれも家庭ではとうてい飼育できない”猛獣”ばかりで、本の帯でも「※飼えません」の文字が強調されている。SNSでは「本当に猫」「とにかく癒される」「驚くほど表情豊か」などのコメントのほか、「デッカイネコチャンだけどよく見ると爪がえげつない」「可愛いけど殺傷力が…」といった猛獣に対する率直な感想も寄せられている。

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気持ちよさそうに眠る姿に、見ているだけで癒される。『ほぼねこ』より(写真:RIKU)

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愛くるしい瞳が印象的! 『ほぼねこ』より(写真:RIKU)

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まるでネコのようなポーズが印象的。『ほぼねこ』より(写真:RIKU)

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思わず飼いたくなる読者も少なくないはず。『ほぼねこ』より(写真:RIKU)

猫と暮らした経験があり、以前から「地球で最も完成度が高いのはネコ科の動物」と確信するコラムニストの辛酸なめ子氏は、本書に「鋭い爪や大きな手足と『ほぼねこ』な仕草のギャップに萌え死に、実際に遭遇したらたぶん死ぬので、どちらにしても殺される…ネコ科猛獣は最強です」と賛辞を送る。さらに「トラやライオン、ヒョウの心に住んでいるインナーチャイルドは猫」と独自に分析し、本書の癒し効果について「全愛猫家が泣いて浄化される写真集」と絶賛している。

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今回の商品について、担当者に話を聞いた。

――今回の商品の狙いは?

「獰猛なイメージのあるネコ科の大型動物たちの愛らしさ、愛情の深さを知っていただきたくて写真集にしました。本書に関連する記事が公開となるたびに、SNSでは「毎日こういうニュースだけ見て生きていたい」「こういう記事最高」など、好意的なリアクションが多数寄せられています」

――今回の商品のイチオシは?

「なんといっても動物たちの愛くるしい姿と、美しい写真です。異例のスピードでの重版、辛酸なめ子さんからの絶賛コメントも話題となっています」

――アイデアはどのようにして生まれましたか?

「著者RIKUさんは毎週のように全国各地の動物園に足を運んで動物たちを撮影しています。夏の猛暑、冬の吹雪の中でも撮影を敢行し、1日に1万枚を撮影することもあります。『ほぼねこ』は、3匹の猫と暮らしている編集者(元・猫専門雑誌『猫びより』の編集者)が、RIKUさんが撮影する猛獣たちと自宅の猫たちの類似性から着想を得た企画です」

――読者・ユーザーへメッセージを。

「何より、愛くるしい『ほぼねこ』たちをぞんぶんにお楽しみください。そして、『ほぼねこ』たちの愛らしさや美しさを知ることで、絶滅に瀕している野生動物たちを守りたい、自然環境を守りたいと思ってくださる方が少しでもいらっしゃればうれしく思います。本書の巻末にも記載しているとおり、本書は『ほぼねこ』をテーマとした写真集ではありますが、野生動物の家庭飼育を推奨していません。美しく愛らしい動物たちが平穏に過ごすことを著者ともども願っています」

【書誌情報】
■タイトル:ほぼねこ
■著者:RIKU
■発行:辰巳出版
■定価:1650円(本体1500円+税)
■体裁:B5変型判(182×182ミリメートル)/96ページ/オールカラー
■刊行年月:2024年12月
■撮影地:旭山動物園(北海道)、大森山動物園(秋田県)、伊豆アニマルキングダム(静岡県)、浜松市動物園(静岡県)、いしかわ動物園(石川県)
■販売場所:全国の書店店頭、Amazon、楽天ブックス等ネット書店で大好評発売中

【著者プロフィール】
RIKU
愛犬のミニチュアダックスフンドを飼い始めたのを機に、一眼カメラを購入。2016年に、動物園でトラとユキヒョウを見て動物の美しさに感銘を受け、本格的に写真を撮り始める。以来、会社員として働きながら、休日に日本全国の動物園に足を運び、主にネコ科動物を撮影。SNSを中心に作品を発表し、Instagram、Xなどの総フォロワー数は20 万人を超える。
Instagram:riku_0710
X:@rikunow

辰巳出版株式会社ホームページ:https://tg-net.co.jp/

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