上場企業の会社員からなぜセクシー女優に? 藤かんなが『はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優に』で明かした過去とは…
更新日:2024/8/12
2024年5月29日、セクシー女優・藤かんなの自叙伝『はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優に』(飛鳥新社)が発売された。波瀾万丈の人生を送った彼女が、同書で語りたかったこととは――。
藤がセクシー女優としてデビューしたのは、2022年のこと。2月に『週刊ポスト』誌上でグラビアを披露し、同年7月にはAVメーカー「マドンナ」の専属女優として初の映像作品をリリースしている。
そんな彼女だが、同書のタイトルからも分かる通り大阪大学大学院の理学部を修了しており、デビュー当時は上場企業の研究職を掛け持ちしていた。
一見すると順風満帆のエリート街道を歩んできたように思える彼女が、一体なぜAV業界に足を踏み入れることになったのか。両親に愛されて育ち、AV業界に入るまで飛び抜けて変わった人生ではなかったという彼女が、なぜAV女優の道を選んだのか。
実を言うと藤は以前から性産業に興味があり、就活生時代には関連するリクルート情報を探していたほど。だが求人は見つからず、結果として化学メーカーの研究職に就くことになったという。
『はだかの白鳥 阪大大学院卒でAV女優に』ではまず、藤がセクシー女優になるべく事務所の面接を受けていた頃の記憶が綴られていく。面接官から渡される独特な履歴書や詳しい仕事の内容、さらに全裸姿の写真撮影など、世間ではあまり知られていないであろう業界のファーストステップが彼女の視点から語られる。
その後、所属事務所が決まり、AVメーカーの面接を経て、デビューが決定した。そして、初めての撮影。業界ならではの常識や、先輩のすごい技術……その舞台裏が赤裸々に語られる。
会社員とセクシー女優、二重生活を送る日々だったが、デビュー1週間前に大きな転機が訪れる。AV出演が会社にバレてしまったのだ。会社は副業禁止、追い詰められた彼女が取った行動とは?
その後、通っていたバレエ教室にも隠していた裏の顔がバレてしまい、修羅場を迎えることに。彼女の真実を知り、周囲の人々はどのような反応を見せたのか……。
ちなみに藤は、いわゆる“身バレ”した時のエピソードを自身のX(旧Twitter)やnoteでも語っている。彼女の投稿には大きな反響が寄せられたが、やがて否定的な意見が目立つようになり、炎上騒動へと発展した。これはネットニュースでも取り上げられ、その度に様々な意見が彼女のもとへ寄せられたのだという。同書では、リアルな声とともに知られざる背景も語られていく。
炎上騒動の渦中、彼女が考えていたこととは? 謝罪に至った経緯とは? ぜひ同書をチェックしてみてほしい。