食器洗いが苦手だった私、“使わず嫌い”だった食洗機を使ってみると…【作者インタビュー】

マンガ

公開日:2024/7/5

アラフォーまきこのごゆるり家事

日常の何気ない風景のなかにも喜びや驚き、発見がある。『アラフォーまきこのごゆるり家事』は、家事や育児など日々の暮らしを漫画にしたコミックエッセイだ。著者は、日雇いの仕事をしながらX(旧Twitter)やInstagramなどで漫画を発信する柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。読む人をやさしい気持ちにさせる、オフビートでゆるい空気感で人気を呼んでいる。

第13話は食器洗いにまつわる話。なんとなく敬遠していた“使わず嫌い”の家電との出合いについて描いている。

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アラフォーまきこのごゆるり家事
アラフォーまきこのごゆるり家事
アラフォーまきこのごゆるり家事
アラフォーまきこのごゆるり家事

“使わず嫌い”だった食洗機を導入した柿ノ種家。小型とはいえ設置するスペースは必要だったが、キッチン近くにある机を食卓兼調理場として使っていたため、導入後も特に不便さは感じていないという。

「お湯で洗うタイプなので洗浄後は水分が蒸発して、拭き上げるよりも清潔なように感じます。ご飯がカリカリになった茶碗や、油汚れの付いた食器を拭き取らずに入れたりしなければ、汚れ残りもなくきれいに落ちます」と、満足度は高いようだ。

食洗機を導入した頃は「家事は手が空いた方がやるスタイル」だったが、子どもが成長してからは変化があった。

「家事分担が、よりはっきりした感じがします。お互いに『こう動いた方が効率がいい』というのがわかってきて、ほぼそのルーティンで動いている感じです」と柿ノ種さん。ひとりが子どもの面倒を見ている間に、もう一方が夕食を作ったり、食洗機を回したりと、協力しながら日々の家事をこなしている。

フィルター掃除など、たまにしかやらない家事は気が向いたときだけ。

「勉強をやらなきゃ〜と思っているときに『勉強しなさい!』と言われると、いっきにやる気をなくしてしまいますよね。お互いにそれがわかっているので強要はしません。数カ月に一回くるスーパーモード(無性に掃除や家事をしたくなる日)を待つことにしています」

ズボラさんでも真似できそうな、簡単&手抜き家事を紹介する漫画でありながら、どこか丁寧さも感じられる柿ノ種さんの作品。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

■柿ノ種まきこ
Instagram:@kakinotane_makiko
X(旧Twitter):@kakinotane_m

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