高卒&資格なし。“転職活動のつまずき”きっかけに知った勉強の楽しさ【作者インタビュー】
公開日:2024/7/11
働き方改革関連法が2019年から順次施行され、さまざまな業界で働きやすい環境づくりが進んでいる。しかし社風が古かったり、人手不足だったりとさまざまな理由で根深く残っているのが、残業にまつわる問題だ。
漫画『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』の作者あおいしさん(@ao144444)も当事者のひとり。長時間労働の地獄から脱出しようと奮闘した自身の体験を描いた同作を、あおいしさんのインタビューとともに紹介する。第10話では、転職活動が思うように進まずに悩んでいた主人公・ねこくんが、ある決意をする。
忙しい毎日でも「勉強を継続することを意識」
資格取得を決意したあおいしさんは、平日の早朝や深夜、休日に勉強していた。疲れて集中できないときは、こまめに休憩をして、問題を解く気力もないときは、講義動画を繰り返し聞いた。
「忙しいときは『問題集5ページだけでもやろう』『電車の中ではアプリで勉強しよう』と、工夫して少しずつ進めました。とにかく忙しい毎日でしたが、勉強を継続することを意識していました」
作中では、ねこくんが勉強を楽しいと感じる様子が描かれていた。「今まで勉強不足だったので、知らない知識を得ることがシンプルに楽しくて、うれしかった」とあおいしさん。学生時代は勉強が嫌いだったが、社会人になった今だからこそ、勉強の必要性を感じたという。
未来の自分のために、まずは資格取得を目指すねこくん。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。
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■あおいし
X(旧Twitter):@ao144444
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