“お祈りメール”の連続、同僚にもバカにされ…「早く地獄から抜け出さないと」【作者インタビュー】

マンガ

公開日:2024/7/12

残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録

働き方改革関連法が2019年から順次施行され、さまざまな業界で働きやすい環境づくりが進んでいる。しかし社風が古かったり、人手不足だったりとさまざまな理由で根深く残っているのが、残業にまつわる問題だ。

漫画『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』の作者あおいしさん(@ao144444)も当事者のひとり。長時間労働の地獄から脱出しようと奮闘した自身の体験を描いた同作を、あおいしさんのインタビューとともに紹介する。第11話では、主人公のねこくんが、本格的に転職活動を始める。しかし、届くのは“お祈りメール”ばかりで――。

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転職活動でわかった自分の待遇の悪さ

本格的に転職活動を始めたあおいしさんは、自分がやりたい業種であること、そして残業の平均時間が少ない、土日祝日が休みといった条件を満たす企業に応募した。さらにネットで公開されている企業の評判情報も見ていたという。

5社に応募するも、不採用を告げる「お祈りメール」が届いた。「その後、書類選考に1社通ったので、不採用の数は少ない方かもしれません。ただ、応募してからお祈りメールがくるまでの期間が長かったので、次の企業に応募できないというジレンマがありました」と振り返る。

転職活動をするまでは、自分が勤めている会社が特殊だと思っていなかったそう。だが転職活動をしたことで、「自身の職場の待遇のひどさがわかるきっかけになりました」と話している。

次回は、書類選考を通過したねこくんが、いよいよ採用面接に臨む。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

※プライバシー保護の観点から個人が特定できないよう細部を変更しています。

■あおいし
X(旧Twitter):@ao144444
note:https://note.com/ao14/

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