猛特訓で臨んだ採用面接はわずか10分。突然の筆記試験に困惑…合否の結果は?【作者インタビュー】
公開日:2024/7/13
働き方改革関連法が2019年から順次施行され、さまざまな業界で働きやすい環境づくりが進んでいる。しかし社風が古かったり、人手不足だったりとさまざまな理由で根深く残っているのが、残業にまつわる問題だ。
漫画『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』の作者あおいしさん(@ao144444)も当事者のひとり。長時間労働の地獄から脱出しようと奮闘した自身の体験を描いた同作を、あおいしさんのインタビューとともに紹介する。第12話では、転職活動をスタートして、面接に臨んだエピソード。残業地獄を脱出する日も近い?
面接対策としてイメトレが有効だった
環境を変えようと転職活動を始めるも、不採用を告げる「お祈りメール」が続いていた。ようやく書類選考を通過して面接が決まると、面接でよく聞かれる質問を調べて、その答えとともに台本にまとめた。
「あがり症なので、緊張すると言葉に詰まって、まったく話せなくなることがありました。その対策として台本を作って、面接当日までにイメージトレーニングを繰り返していましたね」とあおいしさん。
面接に行くと最初に受けたのは筆記試験。だが事前に知らされていなかったため、何の対策もしていなかった。
「当日に筆記試験があると言われたときは、本当に焦りました…。面接だけでなく筆記試験の対策も事前にしておくべきだったと反省しました」
面接では、事前に練習していた質問を聞かれたため、スムーズに進めることができた。
「企業のSNSも事前にチェックしていたため、SNSの投稿について面接官の方と雑談もできたのでよかったです。何が話のネタになるかわからないので、企業のことはできる限り事前に調べておくことが大事だと、あらためて思いました」
面接から1週間後に採用の連絡を受けたねこくん。ついに残業地獄の脱出に向けて、光が見えてきたようだ。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。
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■あおいし
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