「作家になりたい」うつ病で休職中に10本書いてみたものの…厳しい現実を痛感【作者インタビュー】

マンガ

公開日:2024/7/19

うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~

SNSでメンタルをテーマに、イラストと言葉を発信するなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。合わない職場環境が原因で、過去にうつ病と適応障害を発症したことがある。当時は休職することは「逃げ」だと思い、情けなさや恥ずかしさを感じていたという。だが「休職中に弱い自分を変えたい」と一念発起。病気から、会社から、日本からも全力で逃げたなおにゃんさんが気づいたこととは?

そんな実体験を基に描いたコミックエッセイ『うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~』が同じような悩みを持つ人からの共感を得ている。第17話では、「作家になろう」と思ったなおにゃんさんが絵本の原稿を書いてみたときのエピソード。なおにゃんさんを突き動かしたものはなんだったのだろうか?

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うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~
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何かが欲しいと必死だった

――出版社に持ち込みをするのは勇気がいりそうです。そのバイタリティーはどこから?

当時はとても追い詰められていたので…(笑)。もう会社で働くことはできないだろうし、自分には何の実績もない。何もないから誰も自分の話を聞いてくれないかと思っていたんです。それがつらくて、何かが欲しいと必死だったんだと思います。

――当時は創作活動やSNSでの発信は行っていたのですか?

何もやってなかったですね!当時はデジタルで絵を描くこともできなかったし、何より休職中に会社や周りの人の声が入ってくることがとても怖くて、SNSは一切やっていませんでした。完全に情報を遮断して、生活していました。でも今なら積極的にSNSを使って、同じような境遇の人とつながっていたと思います。

原稿を見てくれる出版社を地道に探すなおにゃんさん。そんななか、休職中の会社から、復職に向けた面談の連絡が入った。いったい彼女は、どのような選択をするのだろうか。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

■なおにゃん
X(旧Twitter):@naonyan_naonyan
Instagram:@naonyan.naonyan

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