いじめるやつは地獄へと転落してゆくだろう/アレン様は大変!!ぉ怒りになられてます。④

小説・エッセイ

公開日:2024/9/10

今、いじめられている子に伝えたいこと

もし今、昔のヮタクシみたいにいじめられている子がいるなら、こう伝えたい。「学校は、あなたの人生においてあなたのすべてじゃない」ってこと。

学生にとって、学校がすべてになっちゃうのもよくわかってる。だけど、別に嫌だったら、行かなくていい。理科で習ったフラスコの使い方やリトマス紙の判別の仕方や、数学で習った因数分解なんて、社会人になってヮタクシは一度も使ってないし。

学びたければ独学でも学べるし、仮に学校に行かなくても選択肢なんて腐るほどある。それに学校に通っていた時間より、学校を出た後の人生のほうがずっと長い。

当時のヮタクシは、教室から逃げて、学校に行かなくなって、不良の道に入ることが精一杯の行動力だったけど、人によっては、いじめられて自殺を選んでしまう人もいると思う。

でもさ、自分で死を選ぶくらいなら、いじめてる相手を怒鳴りつけて、ヘァ毟り千切って、顔を平手でぶっ叩きァゲて、一度スッキリとするまで自分の感情に身を任せてぶちまけて頂きたいゎ。誰かが止めてくれるまで。

私だったら、どぅせ自殺さぇよぎるほど思い詰めてるのであれば、最後くらい爆発させてとことんャッてャリたいわ。

そしたら気持ちが意外と、変わるかもね♪

人生は、良くなるに決まっている

いじめられている子に伝えたいことが、もうひとつあります。

今は人生のどん底かもしれないけど、いじめが一概にその後の人生を最悪にするわけじゃないってこと。

ヮタクシ自身、一瞬で人生のどん底には突き落とされたけれども、あの時の強い怒りのエネルギーがあったから今があるとも思う。いじめられた当時のことは思い出したくないし、思い出す度に胸が苦しくなる。でも、あの経験があってよかったと思う部分もあるの。

あの時は、本当に何度も泣いたし、つらい思いもしたわ。

でも、本当に申し訳ないけど、今、ヮタクシをいじめた人たちより、ヮタクシの方が全然幸せに暮らしてるって自信を持って言える。

あのいじめがなくてあいつらを見返してやりたいという気持ちがなかったら、ヮタクシは今、こんな風に発信してなかったかもしれない。

芸能の仕事を始めた理由の一つに「もっと有名になって、あいつらが着いてこられないような場所に行きたい。1回でいいからテレビに出たい」ってずっと思ってたから。だからテレビにも出られたし、こうして芸能の仕事にもやりがいと誇りを持って『発信』をする仕事が出来るんだと思うザマス。

だからさ、今いじめられているなら、アンタもヮタクシを見習ってヮタクシみたいに生きてみてほしいの。「あの豚野郎!」といってブチ切れてもいいし、学校に行かなくてもいい。そいつらを見返してやるという気持ちで、好きなように生きなさいよ。

ヮタクシを見てよ?

好きなようにやった結果、こんなに幸せになれたんだから!

いじめるやつは「逝ってよし」

感情論だけで言うけど、正直、いじめをする人は「逝ってよし」って思ってます。

なぜなら、いじめは、人を殺す可能性のある行為だから。

もし、今、誰かをいじめている人がいたら言いたい。他人にしたことは、絶対にいつか自分に返ってくるわよって。

いじめている最中は、誰かをいじめることで優越感を抱いているかもしれないけど、5年後か10年後か50年後か、自分に来るのか、自分の親や子に来るのかわからないけど、何かしら悪い影響は絶対に起こるから。

だからね、間違いなく「あの時、あんなことをしなければよかった」って思う日が訪れるはず。誰かをいじめたことがある人は、その瞬間を楽しみにして、残りの人生を生きていきなさいよ?

アレン

<第5回に続く>

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アレン

大物マダムタレント。生きる幻。 2014年、全身の美容整形に1500万円をかけた「日本一の謎の整形男子」としてタレント活動をスタート。 日々、嫌な事にはNoを突き付けブチ切れまくり、クリーマン(ファンの総称)達の生きる道標としてもォットリとご労働中。 この大地獄の世の中で、楽に生きる術を発信し続けている。本人曰く、ゆくゆくは当連載を書籍化したいと目論んでいる。