累計400万部超えの人気マンガが堂々完結！『墜落JKと廃人教師』最新20巻に「寂しい」「楽しませてもらいました！」の声殺到！
マンガ
公開日：2024/8/20
「墜落JK」と「廃人教師」、その恋の行く末は――。2024年8月20日（火）、女子高生と教師の“吊り橋効果LOVE”を描いた『墜落JKと廃人教師』の最終巻となる20巻が発売。そして同日、カラーイラストや描きおろしを多数収録した『墜落JKと廃人教師 ART WORKS complete ver.』も発売された。
『墜落JKと廃人教師』は、ネガティブ女子高生・落合扇言（みこと）と、あまりのクズっぷりから“灰仁（廃人）”と呼ばれる物理教師・灰葉仁による禁断の恋愛を描いたラブコメディ。その物語は、扇言と仁が屋上で出会うシーンから始まる。
扇言が屋上を訪れていたのは、失恋を苦に自ら命を絶とうとしていたから。何事にも後ろ向きな性格の持ち主で、今後振られた相手と顔を合わせるたびに気まずい思いをさせてしまう……という理由で飛び降り自殺を図っていた。一方の仁は“ニコチン切れ”を理由に屋上を訪れており、扇言の話を聞きつつ「死ぬ前に俺と恋愛しない？」と声をかける。そんなきっかけから2人は関係を深めていくが、キケンな恋はハラハラとドキドキの連続で……。
いわゆる「吊り橋効果」からスタートした扇言と仁の恋愛は、決して王道とは言えないエピソードばかり。仁のクズっぷりがきっかけで扇言を呆れさせてしまうのはしょっちゅうで、物語が進むにつれてストーキングや盗聴、盗撮といった犯罪スレスレの行為で愛情を表現することも。
対する扇言もネガティブを発動させてはマイナスな感情を育ててしまい、キケンな行動に移ることも少なくない。そうした2人のドロっとした関係性がコミカルに描かれており、ファンからは「最初は暗～い話しかと思いきや、しっかりラブコメでイイ！」「2人のノリが大好き」「2人のシュールな掛け合いが癖になるんです」と好評の声が相次いでいた。
そんな同作も、今回発売されたコミックス最新20巻で完結。前巻にて仁が自殺志願者の同級生・関と相まみえた一方、扇言は受験前日というタイミングにもかかわらず、2人のあとをこっそりつけていた。その際、壊れた柵から墜落してしまい、目が覚めたときには春が訪れていて……。
どんな結末を迎えるのか気になる最終巻。本誌で最終回を迎えた際は、読者から「もう2人を見られないと思うと寂しい」「完結がこんなにも寂しいマンガは珍しいよ……」「楽しませてもらいました！」といった声が集まっていた。
また最終巻と同日にリリースされる『墜落JKと廃人教師 ART WORKS complete ver.』も、目が離せない一冊。
7年の連載期間で披露された、ほぼすべてのカラーイラスト＆描きおろしを含む200点近くが収録されたイラスト集で、そのページ数は160Pを超える。さらに『悩殺ジャンキー』や『覆面系ノイズ』などで知られる、福山リョウコとの対談にも注目だ。同氏は原作者のsoraが敬愛してやまないマンガ家とのこと。2人がどんな会話を繰り広げたのかぜひチェックしてみてほしい。
物語の完結を見届けつつ、イラスト集で同作に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
