いつまで脇役人生?人生の主役はァンタなのよ!/アレン様は大変!!ぉ怒りになられてます。⑤
公開日:2024/9/24
「要望を言ってはダメ」なんて、1、2、3、4、地獄行き列車確定!
あとね、ダメかもしれないって思ったとしても、自分の要望を伝えると、案外通るもんなのよ。
それに気づいたのは、海外旅行に行くようになってから。ヮタクシ、昔からよく一人で海外に行ってて、ときにはヨーロッパ周遊なんかもしてたの。その旅行で気づいたのが、外国では自分の要望を伝えなきゃダメってこと。
特に西洋でアジア人は下に見られがちだから、いかにセレブな佇まいをしてても、要求しないと雑な部屋に通されたりするのよ。前なんて、言いなりになっていたらボロボロのお部屋に案内されたの!アァン、最悪人生! それからというもの、ヮタクシはチェックインのときには絶対に主張してます。「ヮタクシは、角部屋がよくて、○階以上だとうれしい」って、可能な限り、要望は全部言うザマス!
レストランでも、景色が見える良い席が空いてるのに、照明すらも当たらない微妙な席に通されることがあるの。普通の日本人なら「仕方ないか」って我慢しちゃうだろうけど、ヮタクシの場合は我慢しないで、「NO!NO!NO!、あそこ空いてる?」と質問しマス。
もし、「予約席だ」と言われたら、「じゃあいつ空くの?」と聞いてみる。こちらが意見を言えば、意外と要望が通るものよ。むしろ、海外では我慢していると損すると思っておいた方がいい。というか、世界ではそれが当たり前、日本がおかしいの!
「要望を言っちゃダメ」なんて言う人は、1、2、3、4、地獄行き列車確定!
だから、ヮタクシは日本に危機感を持ってるの。もちろん母国だから嫌いじゃない㌔、日本はすごく生活しづらい国だし、正直問題、堅苦しい国だなと日々思ってマス。
生足を出したいなら堂々と出したらいい
海外に行くと、いろんなことに気が付くわ。その中でも強く感じるのは、「ハッキリ言って、日本人の同調圧力は異常だ」ってこと。
特に顕著なのは、ファッションね。
ほら、ヮタクシって、ファッションセンスがズバ抜けてるでしょ? でも、そんなヮタクシだからこそ、言いたいことがあります。
日本人はね、「目立つと恥ずかしい」「みんなと同じじゃないといけない」という同調圧力が強すぎるザマス。
日本で売っている服は、海外で売ってるような、スパンコールや真っピンクのドレスなんてほとんどない。はっきり言って、こんな国、他にないわよ? こんなコンサバティブな黒と白ばかりの柄なし服しか売ってないのは!
なぜ派手な服が売ってないかといったら、単純に売れないから。じゃあ、なんで外国ではこういう服が売れるかといったら、みんなが好きな格好をするマインドが強いからよね。
この前、ちょっと年配の年上の人と話をしてたんだ㌔、そのときに「50代を超えた女性が生足を出してるのは恥ずかしい」と言ってたの。いやいや、ちょっと待ちなさいよ! 年齢を重ねた女性がストッキングをはかなきゃいけないなんて、誰が決めたの? 別に誰が生足を出してたって、問題なくナィ?
「でも、実際にそんな格好で歩いている人いないでしょ」って反論もあるかもしれない㌔、それはそんな格好で歩けない同調圧力が日本にはあるからなだけ。足なんて堂々と出して歩けばいいし、ドレスだって好きなものを着ればいい。頭に「これをやっちゃダメ」ってルールが叩き込まれすぎてるから、行動できないのよね。
「周りの人が気にするからできない」っていう人もいるけど、なんでそんなに周りを見る必要があるの? 「気持ち悪い」「年甲斐もない」なんて言ってくる人には、言わせておけばいい。ァンタは、周りに自分を合わせるために生きてるの? 生足や派手なドレスが恥ずかしいと思っている考え方自体が、ヮタクシには理解できないザマス。仮にヮタクシが50代になったとしても、生足を出し続けるヮ!
でも、「好きな格好を好きなようにしたらいい」と発信すると、「アレン様だからそう言えるんでしょ?」と言う人が本当に多いんです。
違うのよ! ヮタクシの根本にずっとあるのは「自分の人生を生きたい」ってことだけ。
ヮタクシがミニドレスにハイヒールで道を歩けば、ゴージャスすぎて多くの人が振り返るわよ。でも、その人にどんな感想を持たれたって、構わない。だって、いますれ違った人と人生で二度と会うこともないし、何を思われたって関係ないから。0.4秒くらいすれ違う人の視線を気にして、自分の好きな格好をしないなんておかしいでしょ?
ヮタクシからすれば、人から0.4秒「あの人、恥ずかしい」って思われることより、人に合わせた人生を送るほうがィャ! だからこそ、存分に、好きな格好をさせていただきますわネ。
大物マダムタレント。生きる幻。 2014年、全身の美容整形に1500万円をかけた「日本一の謎の整形男子」としてタレント活動をスタート。 日々、嫌な事にはNoを突き付けブチ切れまくり、クリーマン(ファンの総称)達の生きる道標としてもォットリとご労働中。 この大地獄の世の中で、楽に生きる術を発信し続けている。本人曰く、ゆくゆくは当連載を書籍化したいと目論んでいる。