筋金入りの運動嫌いが教える“限界ズボラゆるトレ” たった30秒でできる疲れ目やドライアイをリフレッシュする方法も
公開日:2024/9/13
「在宅ワークや日々の生活でなかなか運動する時間が取れない」という人は多いだろう。足のむくみやお腹周りの肉が気になるが、運動は好きじゃないし、気力も体力もない…。そんな「がんばらなくても体を整えたい」という人におすすめなのが『疲れた体と心をリセット! 限界ズボラゆるトレ大全』(いしかわひろこ/KADOKAWA)だ。
著者のいしかわひろこさんは、1日中座っているか寝ているかという筋金入りの運動嫌い。本書では、そんな筋肉ゼロの漫画家が疲れた体と心をリセットするための、限界ズボラゆるトレがたっぷり紹介されている。
お腹周りやお尻、足のむくみなどに効くストレッチだけでなく、疲れ目やドライアイに効果的なストレッチ方法も知れるのもうれしいポイントだ。人間はスマホやPCなどを見るとき、目を動かすために「首の後ろ」の筋肉を使っているという。そのため、目を使いすぎると首もセットで固まってしまうのだ。そんなときには、後頭部ストレッチでリフレッシュすると良いらしい。
後頭部ストレッチは、たった30秒で簡単にできる。まず、アゴを引いてうつむく。次に、鍵の形のように親指を曲げた状態で手を開く。その親指を後頭部のくぼみにひっかけ、ほんの少し持ちあげるように軽く押し上げながら、30秒間深呼吸すれば完了だ。
筆者もこのストレッチをやってみたところ、本当に目の周りがじんわり温まってリフレッシュできた。たった30秒でスッキリできるうえ、何の道具も必要ないのがありがたい。確かに、これならズボラな人でも気軽にストレッチできるだろう。気が向いたときにできるので、ダイエットや運動に挫折した経験がある人でも安心だ。
他にも、壁も使わずベッドの上だけでできる脚痩せストレッチや、あおむけになるだけでできるわき背中ストレッチなど、とにかく手軽なトレーニングが満載。場所も道具も時間もない! という人でも、しっかり効果を実感できるストレッチ方法を学べるので、ぜひ本書を読んで体と心をメンテナンスしてみてもらいたい。