韓国旅行の合間に月収10万円を目指す!? 「ながら副業」のハウツーがぎっしり詰まった一冊
PR 公開日:2024/9/26
最近、サバイバルオーディション番組の影響でK-POPにハマっています。K-POPアーティストのYouTubeを観ているうちに韓国語も勉強したくなり、韓国コスメも気になるようになり……。すっかり韓国が生活の一部になっている時に教えてもらったのが『韓国好きのための「ながら」副業』(ソア〈東真梨子〉/主婦の友社)です。
本書は韓国への旅行を楽しみながら仕入れを行い、それ売って収入を得る一連の流れすべてのノウハウが詰まった一冊。本気の仕入れ旅から子連れ旅まで幅広い想定、かつ商品選びの方法から販売テクニックまで細かいところに手が届く一冊です。
まずはフリマアプリ「メルカリ」を極める!
フリマアプリの台頭で、誰でも気軽に物を販売できるようになった昨今。フリマアプリは数多くありますが、本書では登録者数の最も多い「メルカリ」が推奨されています。私自身、家にある不用品を売るのに度々メルカリを使うライトユーザー、その便利さは知っていました。しかし本書には意外と売れているものや客層別の出品すべき時間帯(メルカリは出品した時間順に投稿されます)など知らなかった情報がずらり。写真撮影の方法、タイトルや商品説明の書き方など具体的なコツがぎっしり詰まっていて、今すぐ家の中にあるものでも試すことができそうです。
登録方法から説明されているので、まだメルカリを使ったことがない方でもスムーズに始めることができます。
仕入れは事前リサーチが肝心
販売方法を整えたら、次は仕入れの計画を立てます。本書では女子旅・推し活旅・本気の仕入れ旅という3つの見本旅行プランやおすすめのお店10店が紹介されています。
その上で具体的な仕入れ商品を決める方法として、またも活躍するのがメルカリです。メルカリでは既に売れている“売り切れ商品”の履歴も表示されるため、その機能を利用します。
物品販売を副業とする上で一番ネックとなるのが「売れ残ったらどうしよう」という不安だと思います。正直私が本書を読み始めた時も「仕入れって、バイヤー経験があるわけでもないし、センスがある人しかできないでしょ」と思っていました。しかしこの論理的かつ具体的な方法がわかればある程度先を見通すことができると感じ、ながら副業が一気に現実味を帯びてきました。
難しい関税手続きもしっかり説明
海外から仕入れを行うハードルとなるのが関税申告手続き。本書はここもフローチャートを使って詳しく説明してくれます。ホテル、機内、空港でやるべきことが時間軸で紹介されているので、この通りに進めればOK。
また軌道にのってきた場合、定期的に仕入れをするために在宅でもできるWEB上での仕入れ方法も紹介。隙間時間を有効活用してリサーチ&仕入れができれば副業として最高の形と言えます。
物価高が激しすぎて、野菜を買うのすらためらう今日この頃。本書では月に純利益10万円を目標例として挙げていますが、正直その半分の5万円でも収入が増えれば日々の買い物がすごく助かると感じました。しかもそれが楽しみながらできるとあれば言うことなし! 初期投資も必要ないので、まずは少しの量から、気軽に始めてみたいと思います。
文=原智香