「パイの実」でおなじみのリスが絵本に!『パイの実 森の絵本 いっしょって いいね』発売

文芸・カルチャー

公開日:2024/9/25

 フレーベル館は2024年9月6日、絵本『パイの実 森の絵本 いっしょって いいね』を全国の書店・ネット書店にて発売。菓子メーカー、ロッテとの初のコラボ絵本となる。

パイの実 森の絵本 いっしょって いいね
パイの実 森の絵本 いっしょって いいね』(作:間部香代、絵:おおでゆかこ)

一緒にいることのうれしさ、たのしさが詰まったストーリー

 フレーベル館とロッテの初のコラボによって誕生した「パイの実 森の絵本 いっしょって いいね」。お菓子の「パイの実」のパッケージに描かれている2匹のリスが繰り広げる、心がほっこりあたたまる物語だ。作は児童文学作家の間部香代さん、絵は森や動物たちを描いた絵本や雑貨などで人気のおおでゆかこさんが担当している。

 いつも一緒の2匹のリス。ある日、不思議な葉っぱが飛んできて、その木を探しに行くことに。ところが途中で言い合いになってしまって…。

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パイの実 森の絵本 いっしょって いいね
絵本では、2匹のリスの名前が明らかになる

パイの実 森の絵本 いっしょって いいね
おおでゆかこさんが描く「パイの実」の世界に思わず見入ってしまう

【おおでゆかこさん(絵)コメント】
「パイの実」のパッケージはまるで絵本のようで、また「パイの実」のお菓子も幼少期から大好きでした。いただいたストーリーは、ふたりのリスさんたちの魅力があふれていて、森の緑や花であふれたみずみずしい風景もすぐに頭に浮かんできました。なので、世界観を考えるのにあまり苦労はしませんでした。「パイの実」とリスさんたちの出会いに触れることで、さらに「パイの実」が大好きなお菓子になりました。ぜひご家族で、「パイの実」を食べながら絵本を楽しんでいただきたいです。

「パイの実」パッケージでのコラボ企画も実施!

 「パイの実」では、おおでゆかこさんの絵による、ロッテ×フレーベル館の期間限定パッケージ(裏面)とWEB絵本企画を展開中。期間限定なので、今のうちにしっかりチェックしておこう。

パイの実 森の絵本 いっしょって いいね
2024年9月〜2025年3月(予定)のパッケージの裏面

【開発者コメント】
「パイの実」といっしょに絵本も味わってください!

フレーベル館 コンテンツ事業部の小池沙知さん
フレーベル館 コンテンツ事業部の小池沙知さん

「パイの実」の世界を絵本にするという企画をうかがったとき、「これはもう絶対に素敵な絵本になる!」と確信しました。「パイの実」といえば、リスさんたちと、不思議な形の葉っぱと、こんがり焼けたおいしそうなパイが描かれたパッケージ。その絵を見ていると、このリスさんたちは、どんな話をしているのだろう、どんなふうにこの「パイの実」と出会ったのだろう、と次々と想像がふくらんできます。そんな「パイの実」にまつわる物語を児童文学作家の間部香代さんが紡いでくださいました。絵は、森や動物たちを描いた絵本や雑貨などで人気のおおでゆかこさんにお願いしたところ、より生き生きとしたリスさんたち、そしてわくわくするような「パイの実」の森を描いてくださいました。まさに「パイの実」のテーマでもある、「ほっこりする夢とやさしさで、すべての人を包みこむ」ような絵本になりました。お菓子の「パイの実」と一緒に絵本を楽しんでいただけたらうれしいです。
(フレーベル館 コンテンツ事業部 コンテンツIP本部 編集部 小池沙知)

絵本出版のきっかけはお客様の声から

ロッテ マーケティング本部の久保田祐揮さん
ロッテ マーケティング本部の久保田祐揮さん

「『パイの実』の絵本をつくろう!」と思ったきっかけは、「『パイの実』のパッケージって絵本みたいでかわいくて癒やされる」というお客様の声からでした。このようなご意見は、これまで多くのお客様からいただいてきました。そこで「パイの実」発売45周年というタイミングを機に、お菓子だけでなく、本当の絵本を作ることで、多くの方にリスさんたちのいきいきとした物語に触れてもらい、「パイの実」の世界観で心癒やしてほしいと願って、フレーベル館様にお声がけをさせていただきました。フレーベル館様とは発売に向けて、約1年半という時間をかけて、多くの方に喜んでもらえる絵本になるよう、何度も打ち合わせを重ねました。ぜひ多くの方に読んでいただきたい絵本です。この絵本を通して、ご家族の大切なコミュニケーションの時間が増えたり、お菓子の「パイの実」のことをもっと好きになったりしてもらえたらうれしいなと思っています。
(ロッテ マーケティング本部 ブランド戦略部 焼き菓子企画課 久保田祐揮)

【著者プロフィール】
間部香代(作)
愛知県生まれ。コピーライターを経て作家になる。主な作品に、『おしえて! あむあむさん』(世界文化社)、『はやく はやく! 早口小学校』(あかね書房)、『しょうぎ はじめました』(文研出版)、『よろしくパンダ広告社』(Gakken)、『キニ子の日記』(WAVE 出版)、『区立あたまのてっぺん小学校』(金の星社)など。

おおでゆかこ(絵)
大阪府生まれ。絵本作家のほか、イラストレーターとして、挿絵や雑貨、パッケージなども手がける。主な絵本作品に、『シロクマくつや』シリーズ(偕成社)、『プレゼント、あけてみて!』(あかね書房)、『いろいろおかしパーティー』(アリス館)、『キウイのおうちのキーちゃん』(白泉社)など。

【書籍情報】
■書名:「パイの実 森の絵本 いっしょって いいね」
■作:間部香代
■絵:おおでゆかこ
■仕様:25×22cm、32ページ
■定価:1595円(税込)
■発売日:2024年9月6日
■発行:フレーベル館

関連情報
書籍
https://book.froebel-kan.co.jp/book/detail/9784577052884

パイの実公式サイト
https://www.lotte.co.jp/products/brand/painomi/

問い合わせ
フレーベル館
https://www.froebel-kan.co.jp