『京の都の香の路 三』(霜月星良/KADOKAWA)第24回【全25回】
2度目の医学部受験に失敗し、絶望感に包まれていた瀬戸大輝は、うっかり橋から身を乗り出したところを“身投げ”と勘違いされ、香老舗の若主人・栄薫に助られる。そのまま薫に招かれた大輝は、部屋に漂う香りに癒されたことでお香の持つ力に魅せられ、自分が「本当になりたいもの」を見つけるのだった。「お香のセラピストになって、薫さんのように人を癒してあげたい」と決意した大輝は、自分のやりたいことに向かって新たな人生を歩み出す――。京都を舞台に“お香”が紡ぐヒューマンストーリー『京の都の香の路 』(全3巻)をお楽しみください!