ポイントを貯めるように運も貯められる!? 風水アドバイザーが教える“運の「ポイ活」”
PR 公開日:2024/10/10
人生努力が肝心なのはもちろんですが、運頼みな部分があるのもまた事実。私の場合、先日推しのライブが初めて当たったのですが、どの席になるのか、ライブは冬なので、飛行機で移動する際に当日雪が降らないか……。不安要素ばかりで、いつもは年始にしか行かない神社にお参りに行こうかなと考えていたところに出会ったのが『ぜんぶまるっとうまくいく 運の「ポイ活」はじめました。』(森レナ/飛鳥新社)です。
本作の著者は、風水コンサルタントや風水心理カウンセラーとして活躍する森レナさん。そんな森氏が「運もポイントと同じで貯めることができる」とし、風水と九星氣学の知識を使って「運のポイ活」方法を編み出したのが本書です。
運の良い方向=吉方位で過ごすとポイントが貯まる!?
九星氣学とは、生まれたときに受けたエネルギーである九星と自分の干支、陰陽五行説を組み合わせて占うもので、その結果は生涯変わることはないといいます。さらに九星氣学では東西南北といった「方位」にもエネルギーが宿っていると考えられているので、「方位」と自分の「九星」の相性によって、運気が上がったり、下がったりするのだそう。運気が上がるのは「吉方位」。これは「方位」と「九星」をかけ合わせたもので毎日変わるのですが、この吉方位は向かうと運が良くなるとされているのです。そこで本書では「吉方位に向けて移動した距離」×「滞在した時間」でポイントを算出。ポイント4倍、100倍になる日があるというのも、ポイ活らしくて楽しいなと感じました。
誰でも吉方位が調べられる方法を掲載
肝心の吉方位がわからないと運のポイ活はできませんが、九星氣学を一から勉強するのは大変。そこで本書では、九マスを使った吉方位の割り出し方を伝授。
手順に沿って進めていくと、自分の吉方位を簡単に割り出すことができます。
そもそも九つの方位には、北だったら健康運・子宝運・愛情運などそれぞれに特徴があるのだとか。面接がある場合は、「仕事運」や「契約運」が高まる吉方位に行くなど、願い事によって行く先を考えたり、吉方位が複数ある場合はどちらを選ぶかの参考にしたりすることができます。
また吉方位もあればその反対に凶方位もあるのですが、「どうしても行かなければいけない場所が凶方位だった」という日もあるでしょう。そんな時は凶方位の目的地を訪れる前に相性のよい方位にある神社やカフェなどで少し休憩すると良いのだとか。そうすることでバリアを張ることができ、凶方位の影響を和らげることができるといいます。
自分らしく、楽しくポイ活するのが大切!
本書ではさらに運のポイントがより貯まる旅行の計画の立て方も紹介。予約の仕方や行動する時間帯によってもポイントの貯まり方が違うということなので、ぜひ参考にしてみてください。また旅行に行けなくとも、近所にある神社仏閣ももちろんパワースポット。本書ではパワースポットとしての力を十分にゲットできる神社仏閣での作法や境内での過ごし方も紹介されているので、忙しい日々を過ごす人でも合間に英気を養うことができそう。
このように様々な運のポイントを貯める方法を伝えてくれる本書ですが、運のポイ活はあくまでも運を良くし、夢を叶えるために楽しく取り組むものだと主張。「凶方位だから行くのをやめる」など、本書を理由に自分や家族の行動を制限することは危険であると警鐘を鳴らしています。いつだって自分が、そして自分のやりたいことが主役。風水や九星氣学はそれを前向きに手助けしてくれるものだということを忘れずに、取り組んでみてはいかがでしょうか。
文=原智香