平成のオタ活が懐かしすぎる!「二人の友情と歴史に脱帽」「こんなマブダチほしかった……」Xで話題の『交換日記がおわっても』がコミックエッセイに!

マンガ

公開日:2024/10/4

交換日記がおわっても"
交換日記がおわっても』(AK壱乃/KADOKAWA)

 小1の私へ。前の席の女子は生涯の友です――。X(旧Twitter)で大きな話題を呼んだAK壱乃(イチノ)さんによる日常マンガ『交換日記がおわっても』(KADOKAWA)。同作がコミックエッセイとして、2024年9月19日に発売された。かけがえのない友人と繰り広げる温かいエピソードの数々に、大きな反響が巻き起こっている。

『交換日記がおわっても』は、著者・AK壱乃さんと小学1年生からの幼馴染・さいちゃんの交友関係を綴った物語。交換日記やマンガの貸し借り、お泊まり会といった“あの頃”のエピソードに始まり、大人になった現在までをいっきに駆け抜けていく。

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交換日記がおわっても

 小学1年生のころ、イチノの前に座っていたさいちゃん。席が近いこともあってよく話していたが、中~高学年は別々のクラスになってしまったため少しずつ疎遠になっていた。それでもイチノは、さいちゃんのことをずっと意識していたという。そして中学校へ入学したタイミングで、再びクラスメートになる。

交換日記がおわっても

 そこから加速度的に仲を深めたイチノとさいちゃんは、交換日記を始めたりお互いの家に遊びに行ったり、一緒に絵を描いて「大人になったら一緒に同人誌作ろうね」と約束したりゲームに夢中になったり……。輝かしい毎日を過ごしていた。そんな特別な友情は、大人になっても変わらず――。

 イチノとさいちゃんの尊い友情を堪能できるだけでなく、同じ時代を生きた人にとっては懐かしさを感じられるエピソードも多い『交換日記がおわっても』。例えばカセットテープにダビングしあってお気に入りの楽曲を共有したり、携帯電話でリレー小説を送り合ったりと、その時代の空気漂うエピソードは今の時代こそ刺さるかもしれない。

交換日記がおわっても

 実際に読者からは「二人の友情と歴史に脱帽!」「自分の高校時代もこんな感じだったなーと懐かしく思います」「二人がお互いを思いやり、優しさが溢れるストーリーに涙が止まりません」「自分の少女時代のキラキラとした可愛い思い出と重ね合わせて、ずっと穏やかな気持ちで読み進めました」「こんなオタマブダチ(オタ友の上位系)欲しかった……」と、数多くの反響が。

 そんな『交換日記がおわっても』を書籍化したコミックエッセイ版には、さいちゃんが20年以上推しているフィギュアシリーズ「ミクロマン」にまつわるエピソードが新たに描き下ろされている。絶版だったマンガ版の復刊に関する話や、さいちゃんの熱い想いが作者に届いた秘話などなど。

 ちなみにラストには、ハンカチ必須なサプライズも用意されている。それも含め、気になる人はぜひコミックエッセイ版をチェックしてみてほしい。