多発する“自分に似た人物”の目撃情報。帰宅すると母からの言葉に驚愕【漫画家インタビュー】
公開日:2024/10/23
あなたの周りでドッペルゲンガーに会った人はいるだろうか? ドッペルゲンガーは自分とそっくりな姿をした“分身”で、古くから死の前兆として恐れられてきた。SNSで話題になった『友達のドッペルゲンガー』は、イラストレーターのちょん。さんが、友人の身に降りかかった恐怖体験をもとに描いたホラー漫画だ。
他校の友人・ゆうは、夏休みに彼氏と海へ。その帰り道に、事件か事故の現場を目撃するが、特に気にとめることはなかった。夏休みが終わり、友人と久しぶりに再会したゆう。すると霊感の強い友人・あおから、女の子が憑いていると指摘される。第15話と第16話では、身に覚えのない自分の目撃情報に、恐怖を覚え始めたゆう。さらに母親から告げられた驚きの言葉とは? これまで、さまざまな不思議な出来事を実際に経験したというちょん。さんに話を聞いた。
ホラー漫画を描くと体調を崩すことも
――実際に友達の身に降りかかった恐怖体験を漫画化されたそうですが、もしちょん。さんに同じことが起こっていたらどうなっていたでしょうか?
もしめちゃくちゃ勉強できて、スポーツも万能で……という完璧なドッペルゲンガーに取り憑かれたんだったら、そのままにしておくかな(笑)? いや、やっぱり私は私がいいので、友人と同じようにお祓いを受けると思います!
――もうひとりの友達・あおさんと、彼女のお母さんは不思議なものを感じ取る力が強いそうですね。
あおは小さな頃からとても霊感が強かったようで、いろんな恐怖体験をしてきたそうです。だけど彼女にとってはそれが当たり前のことだったので、日常に起きている出来事なのか、はたまた恐怖体験なのか……あまり区別がつかないそうです。
――今後、そういった身近な人に起こったエピソードを漫画化する予定はありますか?
漫画にしたいという気持ちはあるのですが、ホラー漫画を描くと体調を崩してしまうことがあるんです。「何か悪いものを引き寄せてる」という感覚があって……。「ちょん。さんのホラー漫画がまた読みたいです」というお声もいただいているので悩んでいます。