SNSで話題のミニチュアボックスを作ってみた! 小さくてかわいい折り紙に、大人も子どもも心ときめく
PR 公開日:2024/10/11
秋になってずいぶん過ごしやすくなってきて何かにチャレンジしたい気分。そんなときに出会ったのが『大人も子どももキュンとする オルキルラボの 小さくてかわいい おりがみBOOK』(オルキルラボクラフト/飛鳥新社)です。
海外を含め、SNSのフォロワー数が160万人を超える“おりがみインフルエンサー”のオルキルラボの初書籍です。早速、動画でも大人気のミニサイズアイテムを作ってみました。
小さくてもちゃんと使える!「ミニティッシュボックス」
オルキルラボの動画再生回数No.1というこちらはミニチュアのティッシュボックス。小さくカットしたティッシュを中に入れているので、フタの点線で切り取ればちゃんと使えます。小さくてかわいいものって、なぜこんなに心がときめくのでしょうか。
普通サイズの折り紙を2つに分けて「本体」と「フタ」を作ります。本体のほうは組み立てる前に端を切り、フタよりも一回り小さくしているのがポイント。ハサミとノリも使っています。
紹介されているアイテムの中でも、ティッシュボックスは比較的簡単。小さな折り紙を折ったり貼ったりしていると、いつのまにか時間が経ってしまいます。
「ふたつきミニ細長ボックス」が絶妙な愛らしさ
細長いボックスは、すっきりとしたシルエットが絶妙な愛らしさ。本体の口が二段になっているのがわかりますか? 本体とフタがきっちり合わさる精巧な作りが、かわいさを倍増させています。クリップなどの小さなものを入れておけば、取り出すたびに嬉しくなるアイテム。
フタの途中経過はこんな感じ。折り目をつけながら、自分のペースでゆっくりと作っていきました。
底を作るときに少しコツが必要でしたが、全アイテムに解説動画のQRコードがついているので、何度か動画を見ていたら、わからないところがなくなっていきました。
毎日見ていたい「ふたつきミニ六角形ボックス」
コロンとしたフォルムの六角形ボックスも完成。まだ手づくり感が目立ちますが、1個、2個…と作っているうちにどんどんスムーズになったので、次はもっと美しく仕上がるような気がします。すぐ見える場所に飾っておきたくなるかわいさ!
「半分に折る」「三等分する」など説明通りに作るうちにできあがり、箱職人になった気分です。三等分に折るといっても、きっちり長さを測るのではなく、目分量で折るのがオルキルラボ流。難しいことは考えず、気楽に折れるのが何より楽しく、折り紙沼にハマりそうです。
大人も子どもも楽しめるアイテム揃い
どうぶつたちの折り紙は、からだ、顔、耳に分けて折るのがポイント。ベースの折り方は一緒なので、少し応用するだけで色々な種類のどうぶつが作れちゃいます。お子さんと一緒に作るなら、親子セットで作ってみては?
本稿ではミニサイズアイテムを作りましたが、ほかにもバリエーションは豊富。つまようじ入れにもなる「くつした」や、インテリアにもなりそうな「コースター」などは、お誕生日会などのイベントで出しても喜ばれそう。
高さ4〜5cmのミニバッグもたまらない愛らしさ。小さなものをプレゼントするときにも活躍しそうですね。作り方が共通しているので、ひとつマスターすればほかの作品に応用できるそうです。
作る工程も作った後も楽しめる
小学2年の息子は、ノリ付けの担当を喜んで引き受けてくれました。子どもにもわかりやすく解説されているので、この本を製作好きのお子さんにプレゼントしても喜ばれそう。大人も楽しいので、一緒になって作ってしまいそうですが。
息子のお気に入りはミニティッシュボックスでした。まさに手のひらサイズ。ミニチュアのアイテムは子どもも好きなようで、「こんなに小さいティッシュ? すごい」と感動しながら完成品に見入っておりました。
最近は100円ショップにいろいろな折り紙がありますよね。ちょっと厚めの折り紙なら、ふたつきボックスがちょっと頑丈に作れます。
本物がそのまま小さくなったような精巧さがかわいい、ミニチュアの折り紙。作りやすく工夫されているし、オルキルラボの作り方解説動画も見られるので、「不器用だから心配…」という人にもぜひ挑戦してみてほしいです。
折っている最中は自分でも驚くほど集中でき、無心になれました。指を使って作るのが心地いいし、紙を折るときのカサカサという音がまたいいんです。完成品を実際に使ったり、大切な人にプレゼントしたりするのも楽しみのひとつ。
頭の中を空っぽにして、好きなことに没頭する時間。すっきりとリフレッシュでき、秋の夜長にもオススメです。
文=吉田あき