オタク×ギャルの疑似恋愛ラブコメ『描くなるうえは』。最新4巻は上原くんと宮本さんの疑似恋愛に変化が訪れる!?

マンガ

公開日:2024/10/29

描くなるうえは"
描くなるうえは』4巻(原作:高畑弓、作画:蒲夕二/白泉社)

 2024年10月29日(火)、ボーイミーツ“ギャル”な青春ラブコメディ『描くなるうえは』のコミックス最新4巻が発売。2次元をこよなく愛するオタクな男の子と学校イチ可愛い3次元ギャルの物語は、大きな転換点を迎えることに――?

 同作は漫画家を志すオタク系ネガティブ男子の上原と、底抜けに明るい超ポジティブギャルの宮本による“疑似恋愛”を描く学園ラブコメ。上原は3次元よりも2次元に浸って生きてきたこともあり、まともな恋愛経験がない。そのため漫画を出版社へ持ち込んでも、リアリティの欠如を理由に一蹴され、夢を諦めようとしていた。

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 そんな時、たまたま通りがかったクラスの1軍女子・宮本に原稿を見られてしまう。すると彼女は物語の切なさに共感し、実は自分もラブコメ漫画を描いていると明かす。そして彼女もまた恋愛経験がなく、上原と同じ弱点を抱えていた。

 そこで宮本は、経験値を積むために二人で疑似恋愛をしようと提案。かくしてオタク×ギャルによるドキドキの毎日が幕を開けるのだった――。

 疑似恋愛をスタートさせて以来、先生から隠れるために教卓の下に潜ったり、授業をサボって屋上に行ったりと、ラブコメ漫画にありそうなシチュエーションを次々と体験していく上原と宮本。ほかにも画力向上と称した水着デッサンや花火デートなど、恋愛経験のない二人にとっては刺激的すぎる毎日を送る。

 “ラブコメあるある”をこれでもかと盛り込んだ同作に、読者からは「2人の距離感が最高すぎる」「ヒロインがとても魅力的なのがイイ! 見ていてドキドキする」「漫画家を目指す少年少女の物語ということで、熱い展開もあるのが好き」と高評価。また「コマのとりかたや画角がワイドで見開きも迫力があり読み応えがある。絵を相当研究している」「見開きとかめっちゃ上手いと思う」「絵が上手いからキャラの魅力が引き立ってるね」などなど、画力の高さを評価する声も数多く寄せられている。

 そして気になるコミックス最新4巻では、ついに上原の恋心が動き出す。もともとお互いの夢に一歩ずつ近づくために結成された同盟であり、デートや告白シミュレーションなどを重ねるだけで充実していたのだが、これ以上を望んでしまう自分がいて――。

 果たしてお互いの「好き」はどのように交差していくのか……。二人の行く末を見守っていこう。

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