『マジック:ザ・ギャザリング』新カードを大量投入! 運がとてつもなく良ければ強力カードを2ターンで出せる「変異の力線」デッキを紹介
公開日:2024/10/28
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【MTGA】帰ってきたクソデッカー茜ちゃん その497【ボイスロイド実況】』というsikiさんさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ダスクモーン:戦慄のクソデッカーでございますわよ
理想の動きができる可能性があまりにも低くて泣いちゃう
コレクションしたカードから作成した山札(デッキ)を持ち寄り、決められた人数で対戦を楽しむトレーディングカードゲーム。
投稿者のsikiさんさんは、オンラインでトレーディングカードゲームが遊べる「マジックザギャザリングアリーナ(MtGA)」にて、ユニークなオリジナルデッキを紹介する動画を投稿しています。
今回の動画では、2024年9月27日に発売された「ダスクモーン:戦慄の館」で追加された新カードから5種類の「力線」を使ったデッキを使って対戦する様子を3戦収録しています。
この力線というカードは、ゲーム開始時に手札にあればタダで場に出せるという特殊な効果を持っています。
そんな力線と組み合わせるのは「破滅の眺望」というカード。このカードは「土地」と呼ばれる種類のカードです。
「土地」は1ターン1枚まで手札から場に出せます。場に出た土地は「マナ」という、他のカードを使うためのエネルギーのようなものを1つ出せます。
というのが基本的なルールなのですが、カードゲームでは基本的なルールを破る例外的なカードが多く登場します。
この破滅の眺望は、条件をそろえれば複数のマナを出せる能力を持った土地です。その条件を力線で整えようというのが今回のコンセプト。
カードには、白青黒緑赤の5種類の色があり、複数の色を併せ持つカードも存在します。
破滅の眺望は、色が1色のカードが場にあれば、その色のマナを出せるので例えば、白青黒緑赤の5種類のカードを出せていれば、能力を使って5色のマナが1つずつ出せます。
さらに、画面右下の緑色のカード「変異の力線」に効果で、手札のカードを使う際にカードに書かれているマナの量ではなく、5色のマナを1つずつ支払って使っても良い状態になっています。
動画では5色のマナを揃えて、本来9つのマナが必要な「恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス」という強力なカードを場に出しています。
対戦相手も何とか対処しようとしますが、強力なカードに防戦を強いられます。
そのまま畳みかけて勝利。
2戦目も4枚の力線をタダで場に出します。
それを見たお相手は投了。
赤い色の力線「残響の力線」は、自分のカードを強化するような効果をコピーして倍に増やす能力があり、モリモリに強化したカードで相手を素早く殴り倒すデッキで多く採用されています。
もしかすると「もう見たくない」と思うくらい、そういったデッキと戦ってきたのかも知れません。
続いて3戦目。4枚のカードをタダで場に出します。
ゲームはゆっくりとした進行で、ターン数をかけて土地が揃っていきます。
そして「恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス」を場に出します。
今回はお相手が対処できるカードを持っていました。
ヴァルガヴォスは倒され、墓地に置かれます。
しかし続いて「最後の贈り物の運び手」を場に出します。
このゲームでは、相手プレイヤーに攻撃したり攻撃を防ぐ盾にしたりする兵隊のような位置付けのカードを「クリーチャー」と言います。
「最後の贈り物の運び手」は場に出た時に、自分以外のクリーチャーを全滅させつつ、墓地にあるクリーチャーのカードを場に戻す効果があります。
この効果で相手のクリーチャーは全滅。1度倒されたヴァルガヴォスは再登場します。
ここから巻き返すのは難しいと、お相手は投了を選択しました。
動画の後半ではデッキの解説をしてくれています。
本記事では冒頭でコンセプトについて書きましたので、解説部分は割愛させていただきますが動画ではカード1つ1つについて感想と解説が添えられています。
かなり特殊な組み合わせのデッキですが、興味がわいた方は下記リンクから動画でより詳しい解説をご覧ください。
視聴者のコメント
どかんどかん置かれる力線にワロタ
相手がこんなことしてきたらビビるて
破滅の眺望スタンにあったんだ…ビッグスコアか
令和のレイラインズ
力線ってあれだろ? 5枚出して、沼セットして、全部生贄にしてバイパー出すための物だろ…?