西洋と東洋の占いを掛け合わせたら「運が倍になる!?」話題の占い師・彌彌告さんと麻由古さんに、『倍運』のメリットを聞いてみた【西洋×東洋で見た2025年は?】

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PR 公開日:2024/11/6

彌彌告さん、麻由古さん
西洋系占い師・彌彌告さん(右)と東洋系占い師・麻由古さん

 このほど、書籍『倍運になる本 運を二倍上げていくための神社旅(スピたび)』(イマジカインフォス)を上梓した、彌彌告(みみこ)さんと麻由古(まゆこ)さん。占星術とタロットを得意とする西洋系占い師の彌彌告さんと、方位学や易などを得意とする東洋系の占い師・麻由古さん。本書によれば、「西洋と東洋の掛け合わせで、運が二倍になる」とか。一体どういうことなのか、著者のお二人にお話を聞いた。

(取材・文=荒井理恵 撮影=島本絵梨佳)

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西洋と東洋の占いには「奇妙な一致」がいろいろある

――ご専門が西洋と東洋と違う二人の占い師がコンビ(?)を組まれているのにまず驚きました。

彌彌告さん(以下、彌彌告):誤解がないように言うと、鑑定自体は別々にやっています。もともと彼女は私のタロットのお弟子さんだったんですが、我々の普段の掛け合いが面白いということで、配信アプリの会社さんに声をかけていただいて、1年くらい月2回ライブ配信をやってたんですね。

彌彌告さん

麻由古さん(以下、麻由古):真面目にやってましたよね、まるで部活のように。

彌彌告:配信では「今の時期って東洋だとどうなのかな、西洋ではこうだよ」みたいなことをいろいろ話していて、玄人さんにも結構ウケてたんです。その中で東洋と西洋で言い方は違っても同じことを言っているような「奇妙な一致」が多いことに気がついて。「これってちょっと面白くない?」みたいな感じで、「だったらそれを組み合わせたら効果が倍増するのでは?」といろいろ試してみたんです。その中で効果を一番実感したのが、今回の本でも紹介したスピ旅で。

――東洋と西洋の掛け合わせと聞くと確かに強そう。でも素人としては「ミックスしていいの?」とも思ってしまいます。

彌彌告:ですよね。私たちも自分たちが実験しているだけの段階では気にしませんでしたが、いざ本にするとなると勇気のいることでした。ただ私はもともと、占いのもとになる純度の高いソースというのは実はひとつで、それをダウンロードする方法が占い方によって違うんじゃないかと思っていたんですね。同じソースを東洋のやり方でダウンロードする人もいれば、西洋のやり方でダウンロードする人もいる、みたいな感じで。実際「この占い師さんすごいな」と思う方に同じ題材を占っていただくと、言い方とか手法が違うだけで大体同じ答えが返ってきますからね。それに今は時代が大きく変わろうとしていますから、融合させてみてもいいのではないかと思ったんです。

――そして実際、お二人は「倍運」を体感されているわけですよね。

麻由古:そうなんです! だって私は1年半前はただの主婦でしたから。占い自体は30年近く職場など、身近なところでやっていましたが、彌彌告先生と出会ってご一緒するようになってから運命が大きく動きました。

彌彌告:出会った頃は占い師にさえなってなかったもんね。私もこれまで本を1冊出してましたが、今年に入って第二弾が出て、さらにこの本も出て、おまけにテレビ出演も決まって…1年半前までの私たちと、運命の差がはっきり出ているんですよ。

――それはすごい! 反対に西洋でも東洋でも「ダメ」っていうのが出たら、それは最悪になる?

彌彌告:西洋式の占星術というのはバイオリズムみたいなものなので、いい時期とかが決まっているんですね。とはいえ「(どうしても)この日までに引越ししなきゃ」とかいうこともありますから、自分のバイオリズムと、今アクションしなきゃいけないものが一致するとは限らない。そういう時に使えるのが「運命論」であるタロットで。自分がどういう選択をしたらより良い運命を切り開けるかが分かるツールですから、「最悪の中でもこれが一番妥当なラインなんじゃないの?」みたいなのが見えてきますよ。

麻由古:あと東洋には「方位変え」や、そこまでしなくても神社で「八方除け」をして回避できるようお願いするやり方もあります。そもそも全てには意味があるので、その時期を次に活かすようもっていくことも可能です。

スピ旅は余裕を持って出会いを楽しむのがいい

――今回の本にはお二人がスピ旅(神社を中心に、仏閣、その他パワースポットを巡る旅)で訪れたさまざまなスポットが紹介されています。最初の二人旅から不思議なことが多くあったとか。

彌彌告:詳しくはお話しできませんが、いろいろありました…。それで「これは?」となってさらに一緒に旅するようになったんです。私自身はもともとスピ旅が好きでたくさんの場所に行ってたんですが、彼女はそれまで全然浮気もせず同じところに通っていて…。

麻由古さん

麻由古:はい。25年以上ずっと成田山新勝寺さんです。独身時代に人生を彷徨っている時期に新勝寺さんに出会って、そこからいろいろと変わったのをきっかけに、不思議と多くの方に連れて行ってくれと言われるようになって。彌彌告先生とは違う経験の積み方でしたが、お互いのやり方を合わせたら実際に面白い相乗効果が生まれたんですよね。一緒に行くと驚くようなエピソードが起こるので「そうか!」みたいな。さらには「流れに従う」というのも学ばせていただきました。

彌彌告:大体は場所を決めて旅に出るんですよ。だけどちょっと余裕を持って、もし行き先を変更したとしても、いかようにでも対応できるような幅を取っておくんです。実際、旅をしているとメッセンジャーが現れるんです。例えばおじいちゃんがふらふらと寄ってきて「あんたたちなんでここに来たんだね」みたいに話が始まって、「そういうことなら、○○神社にも行かなきゃダメだわ」と教えてくれる。それでそこに行ってみるとまた不思議なことがあったりして、まるでドラクエ(笑)。ありがたいとかを超えて面白いから続けちゃいますよね。

――ちなみにスピ旅に行く時に注意した方がいいことはありますか?

彌彌告:そこまでうるさいことはありませんが、「神様はリスペクトする人と同じ」と思ったらいいと思います。だって、そういう人に大声で喋ってうるさくしたりとかしないですよね。誰にも見られていないようでいて必ず見られていますから、失礼なことをしたり、敬意のないことをしたりしたら全部自分に返ってきちゃいますよ。

麻由古:私も同意見です。上の方に会いに行くつもりでいると「そういう格好にならないよね」とかありますよね。別にスーツで行く必要もないし、スニーカーでもちろんいいんですけど。あとは「畏れ」と一緒に「感謝」の気持ちを持っていくことでしょうか。その場所に行けるということは、ある程度のお金と時間と健康があるからこそ。何かをお願いをしに行くというよりも、今自分があることに対してまず感謝をしに行くと、やっぱり神様ご自身の反応も違うんじゃないかと思います。

彌彌告:そうそう何か願い事を叶えていただいたら、後でお礼に行きましょう。もし行けない場所だったら「ご縁をいただいてありがとうございます」って帰ってくるくらいがいい。そこの気だけいただいて帰ってくるっていうのは、それだけでありがたいですからね。

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