お嬢様×ロック×スポ根でアニメ化も決定! お嬢様ロック青春譚『ロックは淑女の嗜みでして』コミックス最新6巻で最大のライバル登場!?

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公開日:2024/11/28

ロックは女の嗜みでして"
ロックは淑女の嗜みでして』6巻(福田宏/白泉社)

 おしとやかな少女たちが織りなすロック100%なバンド系漫画『ロックは淑女の嗜みでして』(福田宏/白泉社)。同作のコミックス最新6巻が、2024年11月28日に発売された。前巻で絆を深めた「ロックレディ」の4人が、新たな“戦い”に挑む。

『ロックは淑女の嗜みでして』は、『常住戦陣!! ムシブギョー』や『5分後の世界』などで知られる漫画家・福田宏氏が手掛ける“お嬢様ロック”青春譚。2025年内にテレビアニメ化が予定されており、また11月6日の“午後6時9分”にティザービジュアルも解禁されている。

 同作の主人公・鈴ノ宮りりさは一流の淑女(レディ)のみが在籍を許される「桜心女学園高等部」に転校してきた1年生。しかし、その素性は再婚を機に令嬢となった元庶民であり、今までと違う生活に窮屈さを感じながら過ごしていた。

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 しかしある日、ひょんなことから淑女のお手本的存在・黒鉄音羽が、老朽化した音楽室でドラムを叩き鳴らす姿を目撃したことで運命が一変。ギター経験者のりりさは一騎打ちのセッションに臨み、やがて本格的な音楽活動をスタートさせていく――。

 もともとの性格こそ正反対だったものの、音楽を通して強固な絆を育んでいく2人。そこへボーイッシュなキーボーディスト・院瀬見ティナと実力派ギタリスト・白矢環をベーシストとして迎え入れ、4人組のインストロックバンド「ロックレディ」を結成する。

 4人とも楽器演奏の技術はあるが、バンドとしてのパフォーマンスは課題となっていた。しかし、地道にライブを重ねて経験値を積み、やがて対バンでも結果がついてくるようになる。そんな淑女たちがスポ根漫画のように汗水を垂らしながら成長していく姿が、同作の大きな魅力の一つだ。

 やがてロックバンドの聖地・フジロックフェスティバル出演を目標に定めた「ロックレディ」は、前巻で視察も兼ねて現地を訪れる。そこで、りりさが幼少期から憧れるギタリスト・紅による「自由」な生演奏に感銘を受け、彼女は決意をより強固なものにしていく。

 気になるコミックス最新6巻で「ロックレディ」は、目標達成に近づくべく夏休み中に10回もの対バンを行うことに。「ビターガナッシュ」を始めとしたライバルたちを次々と蹴散らしていくが、最後に立ちはだかったのは同じガールズインストバンドで――。

 ちなみに同作が連載されている『ヤングアニマル』では、音楽漫画繋がりということで『ラプソディ・イン・レッド』とのコラボ「ヤングアニマル音楽祭フェア」が実施される予定となっている。

 テレビアニメ化も相まって、ますます盛り上がりを見せている『ロックは淑女の嗜みでして』。来年の放送に備える意味でも、最新6巻をはじめとした原作コミックスを手にとってみてはいかがだろうか?

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