タトゥー&グラサンのワイルド・ガイ×美大卒関西人の濃密BL!? 本間アキラ待望の新作『青⇔オレンジ』コミックス最新1巻発売
PR 公開日:2024/12/5
『兎オトコ虎オトコ』などで知られる漫画家・本間アキラ氏の新作『青⇔オレンジ』(白泉社)。同作のコミックス最新1巻が、2024年12月5日にリリースされた。デッサン教室を舞台に、力強く濃密なボーイズラブが描かれていく。
本間氏は主にBL作品を手掛けており、意外なタイプ同士のカップリングに定評がある。例えば代表作の一つである『兎オトコ虎オトコ』では、虎の入れ墨がトレードマークであるヤクザの野浪と人畜無害な青年医師の卯月という“弱肉強食”の二人のラブストーリーが描かれた。
2013年にリリースされた『坊主かわいや袈裟までいとし』も、お坊さん×美容師というカップリングが大きな注目を集めることに。本来なら決して混じり合わないであろう組み合わせに思えるが、両者の間に幼少期の約束という設定を盛り込むことでドラマチックな展開を演出し、むしろ純愛度が高いとBLファンから好評の声が相次いだ。
そんなBL界きってのストーリーテラーが今回手掛ける『青⇔オレンジ』の舞台は、とある絵画教室。主人公の藍人は美大卒業後に絵画教室を立ち上げ、可愛い生徒に恵まれながら順風満帆な人生を送っていた。
しかしある日、テナントビルのオーナーから建て替えを理由に立ち退きを迫られてしまう。思いもよらない事態を受けて途方に暮れる藍人だったが、そこへタトゥー&グラサンのワイルド・ガイが現れて――。
男は飾られた生徒の作品を眺めつつ、絵画教室に興味を示す素振りを見せる。そこで藍人は立ち退くことを説明しつつ、タトゥーの入った腕にペンで移転先の住所を書き込んでいく。すると数日後、男は移転した絵画教室に体験へ訪れるのだった。
男の名は木綿谷。職業は彫り師なのだが、絵の腕前は素人レベルで周りの生徒から「この画力で人様の肌によく彫れるね」と言われてしまうほど。ちなみに第3話では、「ガキの落書きレベル」のタトゥーを彫られたとしてヤクザがクレームを入れに来ていた。
それもあってか、木綿谷が絵を学びたいという気持ちに嘘や偽りはない。ただ、藍人から絵を学びたい理由はもう一つある。実は下心があって彼に近づいており、上達したらご褒美として“熱い一晩を過ごしてほしい”というのだ。
木綿谷の突飛な要求に藍人はどう対応したのか、そして二人はどのように接近していくのか……。気になる人はぜひ『青⇔オレンジ』のコミックス最新1巻を手にとってみてほしい。