『文豪ストレイドッグス』スピンオフ小説のカバーイラスト完成! 朝霧カフカからのメッセージも到着
更新日:2017/11/16
コミックス累計180万部突破、2016年4月からのTVアニメ化も決定するなど話題沸騰の『文豪ストレイドッグス』シリーズ。2016年1月30日(土)に発売予定のスピンオフ小説『文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦』のカバーイラストが完成した!
イラストを手がけたのは、シリーズで作画担当の春河35(はるかわ・さんご)。既存作では、没後長年を経た歴史的な著名作家のキャラクターたちが異能力バトルを行ってきたが、同作では、初めて現役作家をモデルにキャラクター化。綾辻行人・京極夏彦・辻村深月の3名のキャラクターたちが、本作で異能と知力の限りを尽くし闘いを繰り広げる。シリーズの原作担当で、本作でも執筆を手がけた朝霧カフカから読者へのメッセージも届いたので紹介しよう。
現役作家を文豪異能世界に放り込んでみたら、文豪が青ざめるほどの大騒動に……。作家の読者なら分かる小ネタも満載です。朝霧カフカ
殺人探偵・綾辻行人と妖術師・京極夏彦。2人の知と力を尽くした死闘が、幕を開ける! 綾辻の監視役・辻村深月の運命は? 『文豪ストレイドッグス』の原作者自らが描くスタイリッシュ・アクション&ミステリ。
●綾辻行人
「今これから訪れるものが、貴様の死だ。よく味わえ。」
異能名:「Another」
殺人事件の犯人を見抜くと、犯人が必ず事故死する。
●京極夏彦
「君では儂に勝てんよ、殺人探偵。永遠にな。」
異能名:「憑き物落とし」
“憑き物”を与え、対象の精神を変調させる。
●辻村深月
「綾辻先生、無断で事件の“解決”を行ってはならないと、何度注意すれば判るんですか!」
異能名:「きのうの影踏み」
“影の仔”と呼ばれる、奇妙な生命を操る。
■『文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦』
著:朝霧カフカ
イラスト:春河35
価格:1,000円(+税)
発売日:2016年1月30日(土)
発行:KADOKAWA
⇒小説屋sari-sari公式サイト
綾辻行人は、殺人事件の真相を見抜くと犯人が必ず事故死するという異能「Another」を持ち、「殺人探偵」と呼ばれている。危険異能者を管理する異能特務課の新人エージェントである辻村深月は、綾辻の監視任務につくが、頭脳明晰で口が悪い綾辻に翻弄されてばかりいた。そんなある日、綾辻と辻村は政府の依頼である奇怪な殺人事件を解決する。だがそれは、綾辻の永遠の宿敵であり、大犯罪人である怪人・京極夏彦との命懸けの闘いの始まりに過ぎなかった―。
朝霧カフカ(あさぎり かふか)
シナリオライター。『文豪ストレイドッグス』『汐ノ宮綾音は間違えない。』『水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話』のコミックス原作を手がける。『文豪ストレイドッグス』は自らスピンオフ小説を執筆し、3巻まで刊行されている。現在『ヤングマガジン サード』にてオリジナルSF小説『ギルドレ』を連載中。