「2016年本屋大賞」ノミネート10作品発表―ミステリー3冠作品、直木賞候補作など話題作出揃う
更新日:2017/11/16
全国書店員が選んだ一番売りたい本、「2016年本屋大賞」のノミネート作品が決定した。全国435書店、552人の投票の結果、上位10作品として選ばれたのは、年末のミステリー3冠作品や直木賞候補作など。話題作揃いのノミネート作品をさっそく紹介していこう。
2016年本屋大賞ノミネート作品 ※作品名50音順
■『王とサーカス』
著:米澤穂信
価格:1,836円(税込)
発売日:2015年7月31日
出版社:東京創元社
■『君の膵臓をたべたい』
著:住野よる
価格:1,512円(税込)
発売日:2015年6月19日
出版社:双葉社
■『教団X』
著:中村文則
価格:1,944円(税込)
発売日:2014年12月15日
出版社:集英社
■『世界の果てのこどもたち』
著:中脇初枝
価格:1,728円(税込)
発売日:2015年6月17日
出版社:講談社
■『戦場のコックたち』
著:深緑野分
価格:2,052円(税込)
発売日:2015年8月28日
出版社:東京創元社
■『永い言い訳』
著:西川美和
価格:1,728円(税込)
発売日:2015年2月25日
出版社:文藝春秋
■『羊と鋼の森』
著:宮下奈都
価格:1,620円(税込)
発売日:2015年9月11日
出版社:文藝春秋
■『火花』
著:又吉直樹
価格:1,296円(税込)
発売日:2015年3月11日
出版社:文藝春秋
■『流』
著:東山彰良
価格:1,728円(税込)
発売日:2015年5月12日
出版社:講談社
「2016年本屋大賞」の選考対象となったのは、2014年12月1日(月)から2015年11月30日(月)の間に刊行された日本のオリジナル小説。書店員自身が自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票している。『火花』や『流』、そして年末のミステリー3冠作品『王とサーカス』、さらに今回の直木賞候補となった『戦場のコックたち』『羊と鋼の森』など話題作が出揃った今回の10作品。今後は、2月29日(月)まで二次投票が行われ、4月12日(火)に「本屋大賞」が発表される。
⇒「2016年本屋大賞」公式サイト