いま最も注目を集めるイラストレーター・マツオヒロミ商業初単行本『百貨店ワルツ』刊行

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

 ロマンチックな色彩の魔術師・マツオヒロミの商業初単行本『百貨店ワルツ』が、2016年1月28日(木)に発売された。発売直後から話題を集め、早くも5刷と異例の売れ行きを見せる同書は、以前刊行された同人誌『百貨店ワルツ』に、過去の作品の再録や描き下ろしを加えた1冊だ。

 さまざまな書籍の装丁画を担当してきたマツオヒロミは、pixivやツイッター、同人誌イベントでも大人気の作家だ。その抜群の画力とセンスから、いま最も注目を集めるイラストレーターと言われている。

『百貨店ワルツ』の舞台は虚構の二十世紀初頭。モダンでロマンチックな「三紅百貨店」を舞台にしたコミック&イラスト集だ。鮮やかな色づかいと繊細な筆致で魅了するマツオヒロミの美麗イラストがオールカラー116ページ。服飾雑貨部、美粧部、婦人服部など、1階から6階まで、各売場の物語を描いた短編漫画5本や、当時の風俗を解説したコラムも。東洋と西洋が混ざりあう不思議な近代浪漫を楽しもう。

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■『百貨店ワルツ
著:マツオヒロミ
価格:1,500円(+税)
発売日:2016年1月28日(木)
出版社:実業之日本社