パクチー好きによる、パクチー好きのため、オールパクチーレシピ53品!こんな1冊が欲しかった!!【豚しゃぶ、チャーハン、スープ】

食・料理

公開日:2016/2/13


『絶品パクチーレシピ おいしく食べてデトックス!』(北嶋佳奈/オークラ出版)

 これほど好き嫌いがはっきりする食材も珍しい「パクチー」。苦手な人は全く受け入れないけれど、好きな人はパクチー入りというだけで、飛びついてしまうほど。ちなみに、実は日本にも1000年以上も前に伝わってはきていたものの、なかなか浸透してこなかったようです。しかし、最近では、パクチー大盛り自由のお店や、パクチー専門店もできるほど、その人気は広まりつつあります。

 そして、ついにパクチーファン待望の『絶品パクチーレシピ おいしく食べてデトックス!』(北嶋佳奈/オークラ出版)が発売されました。もちろんここでは、すべてのメニューにパクチーが使われており、サラダなどの定番料理からドリンクレシピまで、計53品紹介されています。このパクチー尽くし感は、レシピ本の表紙全面がパクチーだけというのにも物語られています。パクチーは料理のアクセントになるだけでなく、美肌効果やデトックス、抗酸化作用まであり、美しく健康にしてくれる食材です。今回はそんなパクチーをしっかり楽しめる、豚しゃぶ、チャーハン、スープの3品を実際に作ってみました。

1、たっぷり薬味豚しゃぶ(P.16)

 皿にグリーンリーフをしき、茹でた豚肉、もやし、千切りしたみょうが、大葉、パクチーを盛ります。最後にごまドレッシングをかければ完成です。

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 パクチーと共に、日本の代表的な薬味もたっぷりのせた、薬味好きにはたまらない一皿です。一見それぞれの薬味の味が強すぎて合わないような気もするのですが、食べてみると良い具合に中和されて、さっぱりした豚しゃぶとぴったり。そして、ごまドレッシングが全体の味を締めてくれていました。

2、パクチー入りえびチャーハン(P.59)

 油を熱したフライパンでにんにく、えびを炒めます。そこに溶き卵を加え、さっと炒めたら、ごはんを加えてほぐします。ナンプラー、塩、ブラックペッパーを入れて炒めたら皿に盛り、最後にパクチーをたっぷりのせれば完成です。

 こちらはパクチーを使った、ごはんものレシピです。作り方は一般的なチャーハンと同じですが、味付けにナンプラーが入ることで一気にエスニックな味に。そこにパクチーが合わさると、もう東南アジアにいる気分。ナンプラーとパクチーはやはり鉄板の組み合わせですね。プリプリのえびがたくさん入っているのも嬉しい!

3、エスニック春雨スープ(P.68)

 鍋にナンプラー、鶏ガラスープの素、水を入れて沸かし、手でさいた鶏ささみ、プチトマト、春雨を加え、一煮立ちさせます。塩、ブラックペッパーで味を整えたら、最後にパクチーをのせて完成です。

 スープにももちろんパクチーは使えます。こちらは、パクチー、ささみ、トマト、春雨と具だくさんのわりにはかなりのローカロリーで、女性にとっては嬉しいレシピ。彩りもキレイですよね。しかも、味付けは見た目以上にしっかりしているので、食べ応えも十分あるのでダイエットにぴったりです。

 

パクチーレシピを知れば、もっともっと好きになるはず!
 パクチー好きとは言え、なかなか活用方法がわからず、今まではお店で食べることが多かったのですが、このレシピ本と出会ったことで、自宅でも楽しめる術を知ることができました。プランターでも簡単に育てることができるようなので、自家栽培したマイパクチーで、もっともっと楽しんでいきたいと思います。

文=JUNKO