Twitterフォロワー数15万人超の人気フォトグラファーがつむぐ、何度も読み返したくなる“やさしいことば”が話題
更新日:2017/11/16
初著書『僕の隣で勝手に幸せになってください』が、「honto」の「2015年 二十歳(はたち)が一番読んだエッセイランキング」1位になるなど、若い女性に支持されるフォトグラファー・蒼井ブルー。2016年2月20日(土)、蒼井の新刊『NAKUNA』が刊行された。
同書は、Twitterでの蒼井のつぶやきに大幅な書き下ろし、エッセイに加え、さらに女優・松岡茉優をモデルに蒼井が撮り下ろした写真を加えて一冊にまとめたもの。笑えたり、にやにやしたりするのにじんわりくる、温かなつぶやき。手元に置いて何度も読み返したくなる、そんな“ことばたち”が溢れている。
スピードワゴン・小沢一敬から推薦コメントが届いているので紹介しよう。
お薬は弱った体を治してくれるけど摂りすぎると体を壊します。この本は弱った心を治してくれるうえに摂りすぎても大丈夫ですスピードワゴン・小沢一敬
“人肌に勝る暖房はないと聞いています。こちらもあたためられます、よろしくお願いします”(本文「2 WARAE」より)
“なんでもすぐ自分のせいにしがちな人はきっと自分のことを責めてばかりいるのだろうけど、いいことがあったときにもちゃんと自分のせいにしているのかな。自分のお手柄にしているのかな”(本文「1 NAKUNA」より)
“女の子らしい言葉遣いを嫌がる男子はきっといないので、女子たちはせめて好きな人の前くらい気をつけてそう見せればいいと思う。例えば初歩の初歩で言うと「花」は「お花」だし「水」は「お水」だよ。「肉」は「お肉」だし「うまい」は「おいしい」だよ。ファイト”(本文「4 SAKEBE」より)
■『NAKUNA』
著:蒼井ブルー
価格:1,300円(+税)
発売日:2016年2月20日(土)
発行:KADOKAWA
蒼井ブルー(あおいぶるー)
大阪府出身、フォトグラファー。独特のタッチで綴られるTwitterはフォロワー数15万人超。抜粋ツイートにエッセイと女優・小松菜奈の撮り下ろし写真を加えて刊行した著書『僕の隣で勝手に幸せになってください』がベストセラーに。