『キューティーハニー』西内まりや主演で再び実写映画化! アクション満載となる同作に「新生キューティーハニー期待!」との声

映画

公開日:2016/3/17


 数々のヒット作を世に送り出してきた漫画界の巨星・永井豪の代表作のひとつ『キューティーハニー』が、実写映画「CUTIE HONEY -TEARS-」として2016年秋に公開されること、さらにキューティーハニー役を映画初主演となる西内まりやが務めることが発表された。世間からは「アクション姿楽しみだな~」「凄いやん! 大抜擢! めっちゃ期待度高い」と大興奮。また、永井自身も「ハニーちゃんがどんな活躍をするのか、楽しみだ!」と期待を寄せるなど、興奮冷めやらぬようだ。

 1945年に石川県に生まれた永井は、幼い頃に手塚治虫の『ロストワールド』と出会ったことから漫画家を志すように。高校を卒業後、1965年には石森(現:石ノ森)章太郎のアシスタントとなり、1967年に『目明しポリ吉』でデビューすると、その翌年1968年に『ハレンチ学園』を『少年ジャンプ』(後の『週刊少年ジャンプ』)に連載。その後は、1972年に『デビルマン』や『マジンガーZ』を、その翌年には『キューティーハニー』を発表するなど、社会現象を呼ぶほどの作品を連発した。

 『キューティーハニー』は、“空中元素固定装置”を身体に内蔵した、少女の姿をしたアンドロイド・如月ハニーの活躍を描いた物語。日本における変身バトルヒロイン物の元祖的な作品であり、全身の服が破れるセクシーな変身シーンはあまりにも有名だろう。

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 これまでに何度もアニメ化され、劇場版やOVAなど様々な展開をしてきた『キューティーハニー』。2004年には監督・庵野秀明、主演・佐藤江梨子により、実写とアニメを織り交ぜた形で実写映画化され、この手法はキューティーハニーにちなんで“ハニメーション”呼ばれ話題となった。空中元素固定装置にまつわる設定や、主人公のハニーがOLであったりと原作と多少の違いはあるものの、基本設定を踏襲し制作され、原作同様にハニー(佐藤)のセクシーなお色気シーンは見どころの一つとなっている。

 一方、西内が主演を務める今回の実写映画「CUTIE HONEY -TEARS-」は、これまでのアニメや漫画で定番だったお色気シーンはほとんどなし。CGを駆使した激しいバトルシーンもたっぷりの、“平成版アクション映画”に生まれ変わるという。ワイヤーアクションにも挑戦し、アザができるほどの体当たりの演技に挑んだ西内は「みなさんが愛するハニー像を、今回の映画ではいい意味で裏切りたい!」「新しいハニーが生まれたと感じている」と、自信溢れる力強いコメントを残した。お色気シーン無しには世間から否定的な声が上がるかと思いきや、「お色気要素なしのアクション映画か。マジで上手く作れば超カッコいいと思う」「なんか今度のは、かなりシリアス調のハニーみたいだな。期待できる!」「新生キューティーハニー期待します!」との声が上がっている。

 また、主題歌に対しても「内容もさることながら、一番気になるのが主題歌を誰が歌うかだ!」といった声が。前回の実写版の主題歌は倖田來未が担当し、彼女のブレイクのきっかけとなったが、今回の実写版には「あたらしいキューティーハニーの主題歌はMayJ.ちゃんでお願いします!」「主題歌はもちろん倖田來未続投で!」といったリクエストがあるものの、「主題歌も西内まりやかな?」「ふつうに考えると主題歌も彼女がカバーするわな」「歌はまりやちゃんでしょう!」と、歌手活動も行っている西内が担当すると予想する声が多い。

 原作者の永井は今回の実写映画に対して「男の夢を具現化したのが私の創作した『キューティーハニー』だ。今回、西内まりやさんという当代きっての美人女優を得て、最新の映像技術がハニーの活躍の場を空想の未来にしてくれた。まさに、永遠の美少女にふさわしい舞台じゃないか!」とコメントを残している。

 新生ハニーがどのような活躍をみせるのか、また、原作とは違った魅力をどのように表現するのか。今後発表されるであろう、追加キャスト含めた詳細にも期待したい。

「CUTIE HONEY -TEARS-」
公開:2016年秋
原作:永井豪
出演:西内まりや ほか
(C)2016「CUTIE HONEY -TEARS-」製作委員会

■『キューティーハニー The Origin
著:永井豪
価格:1,944円(税込)
発売日:2013年12月20日
出版社:小学館クリエイティブ