世界が絶賛したアカデミー賞ノミネート作品「ダム・キーパー」はどうやって生み出されたのか?
公開日:2016/3/30
アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート作品「ダム・キーパー」を生み出した堤大介、ロバート・コンドウの制作過程に迫ったドキュメントブック『The Art of The Dam Keeper アート・オブ・ダム・キーパー』日本語版が2016年3月20日(日)に発売された。
「ダム・キーパー」を生み出した、ロバートのスタジオ「トンコハウス」。ピクサーでディズニー映画「トイ・ストーリー3」「モンスターズユニバーシティ」のアートディレクターとして活躍しながらも、あえて独立してトンコハウスというスタジオをつくったクリエイターたち。彼らは大きな苦難を前にしながらも、熱意と希望、努力と友情でそれを乗り越えていく。アニメーションに興味がある人のみならず、プロジェクトを成功に導く道筋を知りたい人にとっても必読の書となっている。
美しく温かなビジュアルに加え、「ダム・キーパー」の制作スケッチや設定画、本編のビジュアルをふんだんに収録。「ダム・キーパー」を作り上げるために奔走した彼らが、1つの作品を作ることで成長して仲間たちと絆を強めていく、クリエイターの生き方を記録した物語だ。
さらに、トンコハウスの世界を紹介する展覧会が2016年3月25日(金)~4月28日(木)にかけて開催される。「ダム・キーパー」のキャラクターデザインやマケット、背景やストーリー設定など、作品の世界観を作り上げるさまざまなアートワークを紹介。さらにスペシャル企画として、こま撮りアニメーションのスタジオ「ドワーフ」やジオラマアーティストの荒木智との新作コラボレーションも展示。サンフランシスコにあるトンコハウスの内装を再現したスペースでは、これまでの仕事や進行中のプロジェクトも紹介される。公式サイトをチェックして、この機会を逃さずに駆けつけよう!
■トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅
場所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
会期:2016年3月25日(金)~4月28日(木)
開館時間:11:00~19:00(日曜・祝日休館)
入場料:無料
⇒詳細はこちらまで
■『The Art of The Dam Keeper アート・オブ・ダム・キーパー』日本語版
著:堤大介&ロバート・コンドウ(トンコハウス)
価格:3,200円(+税)
発売日:2016年3月20日(日)
仕様:B5変型/168ページ/フルカラー
発行:復刊ドットコム
※掲載内容は変更になる場合がございます。