これが47歳のすっぴん顔!? 年齢を重ねるほど“引き算”美容でナチュラルに美しく! 水谷雅子さんの素敵ライフスタイルとは?
公開日:2016/3/29
雑誌『美STORY』の読者モデルとしてデビューし、その若々しさと美しさで瞬く間に注目の的となった水谷雅子さん。2015年に最もよく見られた動画を紹介する「Yahoo! 映像トピックスアワード2015」にて、約4000本の映像トピックスの中から、アクセス数1位を記録。映像では、20歳当時の写真を公開し「今のほうが断然若い!」と大きな話題になりました。
そんな水谷さんの最新本が『水谷雅子 スタイルブック』(双葉社)。ファッション、ビューティー、グルメなど、水谷さんの美しさの秘訣が明かされています。なんと表紙の写真は、ほぼすっぴん!! 47歳にしてこの透き通る肌…。24歳と22歳(!)の子供がいるとは到底思えない…。同世代の女性から彼女が支持されるのも納得です。早速、読み進めてみると――。
“美魔女”という言葉からは、「年齢の割には頑張っている」とか「若作りをしている」といった、マイナスイメージを抱く人もまだまだ多いのではないでしょうか? ところが、水谷さんのライフスタイルはいたって自然体。“無理をしている”感じをまったく受けないのがとても印象的です。
例えば、ファッション。水谷ファッションのキーアイテムとして紹介されているのは、グレーのニットセットアップに、黒の細身ジャケット、シルエットがきれいなスキニージーンズと、どれもシンプルなアイテムばかり。それらの合わせ方を変えたり、小物で差し引きをすることで、彼女なりのファッションを作り上げています。特に注目したいのは、スカートを合わせたフェミニンスタイル。膝丈やミモレ丈のフレアスカートが定番のようで、とても上品! 年齢を重ねてミニ丈ばかりを選んでいると、ちょっと頑張っている感がにじみ出てしまうことも…。このバランス感覚が、とても素敵です。
また、水谷さんのメイクの秘密を紹介するページでは、その“薄さ”に驚かされます。すっぴんから下地、ファンデーションとベースメイクの流れを見せてくれているのですが、「すっぴんと完成形、ほとんど変わらないじゃん!」と読みながら思わずツッコんでしまいました。それほど、シンプルで究極のナチュラル。水谷さんはこれを「引き算ベースメイク」と表現し、笑ったり、時間が経つと浮いてきてしまうファンデーションの厚塗りやコンシーラーの重ね塗りはしないとのこと。最小限に留めることで、かえって若さを体現しているのです。なるほど~。
他にも、「外食はほとんどしない」ということで、水谷さんのおいしそうな手料理が紹介されていたり、プロ級の腕前のセルフネイルが載っていたり。美しくなりたい女性必見の内容となっています。
読み終わって思うことは、年齢を重ねるほど“引き”が大事であるということ。水谷さんのように、肩に力が入り過ぎない、ほどよい頑張りが美しい女性には必要なのだなぁと思いました。そして、日々の食事、家事に、家族との生活など、ベースを大切に生きることが内からの美しさを作るということ。まさに、水谷雅子は1日にしてならず。勉強になりました!!
文=野々山幸