安彦良和が監督を務めた、劇場版アニメ「クラッシャージョウ」はいかにして生まれたのか?
公開日:2016/3/29
劇場版アニメ「クラッシャージョウ」がどのように製作されたのかを紐解く、設定・原画集『クラッシャージョウ デザイナーズノート』が2016年3月24日(木)に発売された。
2160年の宇宙空間を舞台に、航路の整備から惑星改造にいたる危険な任務を請け負う宇宙のなんでも屋“クラッシャー”と呼ばれる集団を描いた、高千穂遙による「クラッシャージョウ」シリーズ。1977年に第1巻の『連帯惑星ピザンの危機』が発売されて以来、日本スペースオペラの原点と呼ばれ、大人気の作品だ。
そんなSF小説シリーズ「クラッシャージョウ」は、1983年に劇場版アニメとして公開され、今なおファンの熱い支持を受けて伝説のアニメとして語り継がれている。劇場版アニメの監督を担当したのは、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインと作画監督として知られる安彦良和。実は安彦は、「機動戦士ガンダム」を手掛ける前に「クラッシャージョウ」シリーズでは挿絵を担当しているのだ。
同書では、劇場版「クラッシャージョウ」を手がけた安彦と原作者・高千穂のスペシャル対談記事をはじめ、当時の製作スタッフが保存していた貴重な原画を掲載。
さらに「クラッシャージョウ」のキャラクター、メカ、美術の設定画も完全収録。30年の時を経て蘇る「クラッシャージョウ」に、あの熱かった時代の記憶が呼び起こされるだろう。
■『クラッシャージョウ デザイナーズノート』
著:GA Graphic
監修:サンライズ
価格:2,900円(+税)
発売日:2016年3月24日(木)
出版社:SBクリエイティブ
GA Graphic
Web情報サイトからスタートしたホビーコンテンツ制作集団。現在は書籍編集を主に行う。企画ごとに3DCG、イラスト、模型、テキストなど広い分野にわたる人材の持つ力を結集し、エンターテインメントコンテンツを創り上げる。
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