【画像あり】熱帯から寒帯までのさまざまな国の森の姿をとらえた日本初、世界初の写真集
更新日:2017/11/15
森の撮影をライフワークとする写真家・小林廉宜。彼が20年に渡って撮り続けてきた世界24カ国、47カ所のさまざまな森の姿を集めた日本初・世界初の写真集『森 PEACE OF FOREST』が2016年3月16日(水)に発売された。
同書では樹齢4,000年を超えてなお生きるブリッスルコーンパイン、最も高くまでそびえるレッドウッド、世界一大きなラフレシアの花、地球外の星を思わせるバオバブ、恐竜のようなマングローブなどの珍しい樹木のほか、その森が一番美しく映る表情、色合いを追いかけて、紅葉、樹氷、新緑、雪解け写真なども掲載。天地182mm、左右210mmのコンパクトな横長サイズで、いつでもどこでも世界の森を眺めることができる。
この地球は宇宙のなかではちっぽけな星のひとつに過ぎないけれど、人、動物、植物、万物のすべてが調和しながら46億年の時が過ぎてきた。森を訪れる度に、未来は自然を考えることからみえてくる、と確信する。人間と自然の間に森がある。だから、ぼくはこう思うのだ。「豊かな森があるところに争いは生まれない。Peace of Forest 奇跡は森から起きる」ぼくの森への旅はまだ途中。次はどんな森に包まれるのだろう。小林廉宜
■『森 PEACE OF FOREST』
著:小林廉宜
価格:2,300円(+税)
発売日:2016年3月16日(水)
仕様:A4変型判/240ページ
出版社:世界文化社
小林廉宜(こばやし・やすのぶ)
福岡県生まれ。三好和義氏に師事後、独立。「世界の森」「未来に残したい風景」などをテーマに、希少な自然や文化を撮り続けている。シルクロード横断、フェルメール全作品の撮影など幅広く活動。旅先でのエピソードなどを記したエッセイも手掛ける。『森の惑星』『シルクロードを行く』『京都の狂言師―茂山 千作』、『フェルメール 光の王国』ほか、共著本多数。
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