外貨預金は為替レートにより評価損益が変化しますので、為替レートの動きが気になります。

為替変動に関連しそうなニュースを仕入れ、こまめにレートの動きをチェック……というのは王道の取り組み方ですが、度を越してくると考えもの。1分足のチャートをじっと見つめているうちに1時間経過、という状況になってきたら赤信号です。細かなレートの動きに一喜一憂しては、本来の投資のあり方を見失いかねません。

そこで、いくら利益を得られれば充分なのか、いくら損失を出すと困るのか、あらかじめ数値化して決めておくことをおすすめします。

たとえば損失の限度額は、人によって異なります。5,000円マイナスになったら厳しいのか、1万円か、5万円か、金額は人それぞれですが、自分の中で決めておくことが大切です。自分の限度はここまで、と決めておくことで、落ち着いて取り組むことができるようになるはずです。

また外貨預金の場合、為替変動による差益を追い求めるだけではなく、国内よりも高い金利を活かした長期預金で、安定的に運用することも可能です。それぞれの目標に合った取り組み方を検討してみましょう。

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【外貨預金に関するご注意】
外貨預金は、外貨建ての預金であり、外国為替相場の動向等によっては、払戻時の円貨額が預入時の円貨額を下回る等、元本割れが生じるリスクがあります。預入時および払戻時には、為替手数料（5銭～30銭）をご負担いただきます。預入レート（円貨から外貨に替えるレート）と払戻レート（外貨から円貨に替えるレート）には為替手数料が含まれております。外貨預金は預金保険の適用対象ではありません。取引を開始するまたは継続して行う場合には、約款および商品説明書をお読みいただき、取引の仕組みやリスクについて十分にご確認いただき、自己の責任においてお取引をいただきますようお願い申し上げます。（株式会社ジャパンネット銀行）

第6回につづく