ロックフェスティバルのように本を楽しめる第1回「本のフェス」大盛況で閉幕
更新日:2017/11/15
読書は一人でするもの。それはもちろんだけど、本をきっかけにみんなでワイワイ盛り上がるのも面白そう。そんな思いから生まれた「本のフェス」が、2016年3月23日(水)に東京・北青山の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学の外苑キャンパスで開催された。
当初500名程度の来場見込みを立てていたものの、当日は1,000名以上が来場し、出店した「双子のライオン堂」「H.A.BOOKSTORE」共催の書店では、約300冊の本が売れるなど大盛況に。
本と食べ物を一緒に味わう、1日限りのリアル食堂「食堂いか文庫」が会場を賑わしたほか、会場付近に設置されていた、まわり全てを本に囲まれた一人お籠り読書空間「厨子本棚」も注目を集めたようす。
また、『ホームレス中学生』の著者で芸人の麒麟・田村裕がナビゲーターを務めた、「次世代の読書芸人」を勝手に認定しちゃおうというテーマで開かれた若手芸人のトークライブの結果は、見事たかまつななが“読書芸人”に選ばれた。著者自身が本の魅力を語る「本のお立ち台」には、2011年に『月と蟹』で直木賞を受賞、ミリオンセラー『向日葵の咲かない夏』などの道尾秀介と、コラム執筆でも活躍する文豪アイドル・でんぱ組.incの夢眠ねむが登場して会場を沸かせたようだ。
目指すのはロックフェスティバルということで、本の販売の他にも、イベント、飲食、音楽と三拍子も四拍子も揃った「本のフェス」。来場者は皆とても充実した1日を過ごせたようなので、参加できなかった方は次回の開催時はお見逃しなく!
■第1回「本のフェス」イベント実施概要
日時:2016年3月23日(水)13:00~20:00
場所:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
主催:本のフェス実行委員会/読売新聞社
協力:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
⇒「本のフェス」公式サイト