無農薬だからって“いい野菜”とは限らない! 野菜選びの思わぬ落とし穴

食・料理

公開日:2016/4/11


 野菜選びのコツが詰まった『野菜は小さい方を選びなさい』が、2016年4月8日(金)に発売された。スーパーで安全な野菜の見分け方や、信頼出来る野菜の入手方法が手にとるように分かる1冊だ。

 無肥料無農薬の野菜は、自然栽培や自然農とも言われているが、まだまだ手に入りにくいもので、スーパーなどで買わざるを得ないこともしばしば…。そこで同書では、スーパーなどで簡単にチェック出来る、安全な野菜の見分け方をまとめている。

誤った野菜選びの基準
・無農薬だったら安心
・有機野菜だから安全
・オーガニックは栄養がある
・色の濃い野菜は栄養価が高い
・みずみずしさは新鮮さの証
・甘味がつよいのは美味しい証拠
・形や大きさが揃っているもの

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 オーガニックや無農薬、有機栽培の野菜は「安全で信頼出来て美味しい」「化学肥料じゃなくて有機肥料だったら安全」と思われることがあるが、オーガニックや有機栽培の表示の基準は実に曖昧。農薬や化学肥料を使った野菜でも、オーガニックと表記する場合がある。

 また、「化学肥料ではなく有機肥料であれば安全」というのも間違っており、どのように作られた有機肥料なのかがポイントになってくる。そもそも、手付かずの自然のなかで、植物は、肥料を与えられながら育ってなどいない。本書では「無農薬無肥料」で作られた野菜を食べることが、最も健康で安全な選択だということなどを教えてくれる。

■『野菜は小さい方を選びなさい
著:岡本よりたか
価格:972円(税込)
発売日:2016年4月8日(金)
出版社:フォレスト出版

※掲載内容は変更される場合がございます。