「樋口先生のサッカーものは間違いない!」『ホイッスル!』作者・樋口大輔の新連載決定にファン大興奮!

マンガ

公開日:2016/4/11


 サッカー少年達の成長を描いた人気マンガ『ホイッスル!』の作者・樋口大輔による新連載が、小学館のマンガアプリ「マンガワン」にて始まることが決定した。さらに新連載を記念して、『ホイッスル!』のリバイバル連載が同アプリにて開始される。この発表を知ったファンからは喜びの声が多数上がっている。

 樋口は1992年に『週刊少年ジャンプ増刊Spring Special』にて、『イタル』でデビュー。同年、来住大介名義で描いた化学ミステリー『Singing Flame』が第43回手塚賞佳作を受賞し、その名を業界に知らしめた。

 その後、読み切りを何作か発表した後、1998年から『週刊少年ジャンプ』にてサッカー漫画『ホイッスル!』の連載を開始。同作は、サッカーはあまり得意ではないが、Jリーガーを夢見る中学生・風祭将が主人公。3軍にしかいられなかったサッカーの名門校から普通の学校・桜上水中学へ転校することをきっかけに、サッカーの楽しさを再確認し、仲間やライバルたちと戦いながら選手として成長していくという物語。ストレートで素直な物語と、魅力的なキャラクター、サッカーについてのわかりやすい解説などが受け、大人気作品に。「登場人物がみんな純粋だし、努力家で大好き!」「これを見てサッカー好きになった!」「絵が好きで見始めたけどハマった! サッカー全然知らなかったのに」と、熱狂的なファンを大勢生み出した。2002年からはアニメ化もされ、アニメからファンになったという人も少なくない。

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 そしてこのたび、「マンガワン」にて樋口の新連載決定が発表されると、当然のようにファンはサッカー漫画を期待したのだが、2016年4月1日(金)に告知されたのは『ホイッスル!』の続編『スモッスル!』。『ホイッスル!』に登場する、あまり目立たない少年“野呂”が力士を目指すという内容で、ファンからは「大好きなホイッスルの続編…相撲になっちゃうの~!?」「そこはサッカーでお願いしますよ!!」「あぁぁー! スモッスル! は勘弁してぇぇー」「サッカーの続編なのに相撲マンガって、まさか…うそよね?」と複雑な心境だった様子。

 しかし、その心配を吹き飛ばすように翌2日(土)に発表された新(真?)情報は、『ホイッスル!』のリバイバル連載が4月4日(月)からスタートし、最終話が配信された翌日から新連載としてサッカー漫画が始まるというもの。告知ページには「新たなる主人公たちに新たなるホイッスルが鳴る……!」の文字があり、ファンからは「そうでしょう、そうでしょう、樋口先生といったらやっぱりサッカーでしょう!」「エイプリルフールにまんまと踊らされたぜ! 新たな登場人物だって!? 楽しみすぎる」と、安堵と歓喜の声が上がった。

 完全新作となるか、『ホイッスル!』の続編となるか、詳細は不明だが、久しぶりに樋口のサッカーものが拝めるとあり、ファンの興奮は尋常じゃない。樋口作品の今までのファンも、まだその魅力を知らない人たちも、新たなるホイッスルの響きとともに始まる物語に魅了されてみてはいかがだろうか。


■『ホイッスル!』15巻
著:樋口大輔
価格:619円(+税)
発売日:2006年12月14日
出版社:集英社